時価総額ランキング上位の常連となっているコインが、IOTA(アイオータ)です。これほどの注目を集める理由とはいったい何なのでしょうか?
今回は、IOTA(アイオータ)について、そもそもIOTA(アイオタ)とはどういったコインなのか、また、IOTA(アイオタ)が実現したい未来と、それを可能にする技術について、できる限り分かりやすく紹介します。
※できるだけ分かりやすく表現するため、語弊が生じる場合がありますが、あくまでもイメージとしてとらえてください。
なお、IOTA(アイオータ)を取引所で購入できる場所は、人気の取引所『Binance(バイナンス)』です。
『仮想通貨を始めてみたい』方へ
日本国内には仮想通貨が購入できる取引所がいくつかありますが、個人的に、国内取引所は「Coincheck(コインチェック)」がオススメです。
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コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座
※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。
仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)ってなに?
IOTA(アイオタ)とは、プロジェクトであり、仮想通貨の単位でもあります。
どのような仮想通貨でも、最初は仕組みを作るプロジェクトがあり、そして、仮想通貨として取引所で取り扱う(取引所に上場する)ことで、取引所で私たちが売買できるかたち、いわゆる”コイン(仮想通貨)”となるのです。
IOTA(アイオタ)も例外ではありません。IOTA(アイオタ)というプロジェクトがあり、そのプロジェクトの価値を売買するための単位もIOTA(アイオタ)という名称です。
したがって、IOTA(アイオタ)というコインを取引するならば、IOTA(アイオタ)というプロジェクトが何を目的としているのか、そして、私たちとどのように関係があるのかを知る必要があります。
仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)が実現したい事
IOTA(アイオータ)は2016年に開発されました。そこには、明確な目的があります。
「IoT(モノとインターネット)という社会の基礎となること」
これから訪れる、未来社会の基礎技術になるということを、明確に目的と掲げたIOTA(アイオータ)は、2015年12月、ICO(仮想通貨での資金調達)を行い、なんと6,800ビットコイン(当時のビットコインの価値にして3億円を上回る)の調達に成功しました。
IoT(モノとインターネット)の基盤になる、という技術への期待は、IOTA(アイオータ)が”コイン(仮想通貨)”として取引所に上場されると同時に、仮想通貨の時価総額ランキングを駆け上り、一気にトップ10入りを果たすという結果にあらわれました。
IoT(モノとインターネット)の基礎となる技術はそれほど”期待”されているのですが、そもそもIoT(モノとインターネット)というのは、何なのでしょうか。
IoTってなに?
IoTは”Internet of Things”の略称で、いわゆる”モノとインターネット”という概念に基づいています。
IoT(モノとインターネット)を、身近なものを例に一言で言うならば次のようになります。
「家電製品や自動車や公共物などの全てがインターネットにつながる」
2022年12月時点でも、すでにインターネット接続ができる家電は数多く存在しますよね。パソコンや携帯電話はもちろん、テレビやエアコン、冷蔵庫まで開発されています。
某CMでも、スマートフォンを使って、外出先から自宅のエアコン電源を入れるシーンが登場するのをご存知でしょうか?
あれが、IoT(モノとインターネット)なのです。自宅のエアコンがインターネットにつながることで、外出先からスマートフォンを通して操作できるのですね。
モノとインターネットがつながるという意味
このように、モノとインターネットがつながるということは、自宅の家電製品を外出先から操作できるようになったり、冷蔵庫の中身をスマートフォンで確認して買い物ができるようになったりします。
また、自動車がインターネットにつながれば、世の中に走る自動車の位置や状態を把握できるため、渋滞や事故を減らすことも可能です。
公共の道路や建物がインターネットにつながれば、劣化具合を把握することもでき、未然に崩壊を防ぐことも可能になります。
モノとインターネットがつながるということは、私たちの生活がとても便利になるということです。
しかし、その反面、すべてがインターネットにつながっていることにより、ハッカー(クラッカー)被害も、現代の比ではなくなるでしょう。インターネット経由ですべてが遠隔操作可能となれば、意図的に他人の私生活を妨害することが可能になってしまうのです。
これを聞くとIoT(モノとインターネット)は、便利になるという意識よりも、なんだか怖いという感情の方が強くなってしまいますよね。
自宅のモノに限らず、世界中の自動車や公共の建物が悪者に乗っ取られるなんて、考えただけでもゾッとします。IoT(モノとインターネット)という社会に必要なのは、信頼できるセキュリティと信頼できる仕組みです。
そこに登場したものこそ、「IOTA(アイオータ)」なのです。
仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)の特徴、仕組みと将来性
ここまでは”IOTA(アイオータ)の目的”についてのみを説明してきました。
ここからは、”IOTA(アイオータ)コイン”も絡めて見ていきましょう。IOTA(アイオータ)の目的は、未来の社会をおおきく支えるものです。
そしてその期待に比例して、IOTA(アイオータ)コインにも反映されます。未来を支える技術はIoT(モノとインターネット)ですが、そこにはハッキングされたら怖いという”強い危機感”があります。
IoT(モノとインターネット)が当たり前となった未来の社会から、こういった”強い危機感”を”安心”へと変えてくれるのがIOTA(アイオータ)なのです。
そして、IOTA(アイオータ)が”強い危機感”を”安心”へと変えてくれるという”期待”が、IOTA(アイオータ)コインに反映されています。
では、IOTA(アイオータ)コインの価値を押し上げる「IOTA(アイオータ)の仕組み」とは、どのようなものなのでしょうか。
IOTA(アイオータ)はブロックチェーンではなく技術「Tangle(タングル)」を利用
IoT(モノとインターネット)の世の中になった時にもっとも重要なのは”不正が出来ないこと”です。
”不正が出来ないこと”を実現する技術と言えば、仮想通貨に使われているブロックチェーン技術を思い浮かべると思います。
ブロックチェーン技術は、PoWやPoIといった技術と組み合わせることで”不正な取引を阻止し、報酬を得る”ことができますので、”不正が出来ない仕組み”ですね。
※ブロックチェーンやPoWとPoIなどの仕組みについては【仮想通貨】POW・POS・PoI・PoCの違いをわかりやすく解説 )で分かりやすく説明していますので、参考にしてください。
しかし、IOTA(アイオータ)には、これまでのブロックチェーンの仕組みとは異なる「Tangle(タングル)」という仕組みを使っている、という特徴があります。
ブロックチェーンとTangle(タングル)の違いを比べると、次のようになります。
※できるだけ分かりやすく表現するため、語弊が生じる場合がありますが、あくまでもイメージとしてとらえてください。
ブロックチェーン:
あなたが仮想通貨を売買した時、その取引に不正が無いかどうかを”マイナー(不正が無いことを確認し、報酬を得ている人)”が不正が無いことをチェックし承認する。
マイナーとは、仮想通貨を採掘(マイニング)している人であり、処理の速いパソコンで、膨大な電気量を使える人である。
マイナーは、基本的に不正は出来ないが、大人数が不正を黙認すれば、データの改ざんも可能になる。
また、不正チェックおよび承認するマイナーは探しやすいため、ある程度の狙いを定めたサイバー攻撃が可能となる。
Tangle(タングル):
あなたが仮想通貨を取引した時、仮想通貨取引をした”だれか”が、あなたの取引に不正が無いことをチェックし、承認する。
”だれか”が仮想通貨取引をした時、それをチェックし承認するのは、取引をしている人の中からランダムに選ばれるため、データの改ざんが不可能となる。
また、サイバー攻撃についても、不正チェックおよび承認をする人はランダムに選ばれるため、狙いを定めることができず、サイバー攻撃も不可能となる。
もう少し、短い表現にしてみます。
・ブロックチェーン:マイナーと呼ばれる特定の人だけが、取引の承認を行うため、データ改ざんも不可能ではない上に、マイナーが誰なのかをある程度特定することで、サイバー攻撃も可能となる。
・Tangle(タングル):取引をしている”あなた”も含め、ランダムに選ばれる取引者同士が取引の承認を行うため、データの改ざんは不可能なうえ、狙いを定めたサイバー攻撃も不可能となる。
それでは次に、Tangle(タングル)技術を使うIOTA(アイオータ)にはどのようなメリットがあるかを、たとえ話で説明しますね。
IOTA(アイオタ)のメリット
専門用語がたくさん出てくるIOTA(アイオータ)ですが、ここでは、野菜農家と品質管理業者にたとえて、ブロックチェーンと比較した時のメリットを紹介します。
※野菜農家と品質管理業者についても、それぞれの役割はイメージとしてとらえてください。
メリット1:IOTA(アイオータ)は、参加者が多いほど処理時間がどんどん速くなる
IOTA(アイオータ)は、取引参加者が多いほど、処理速度が速くなります。
理由を、ブロックチェーンと比較して説明します。
ブロックチェーンの場合
野菜農家はお店に商品を並べる場合、品質管理業者に、野菜に傷などが無いことをチェックしてもらう必要があります。
野菜農家が、野菜の品質チェックをしてもらう際、量が多ければ品質チェックに時間がかかります。
しかも、お金持ちしか品質管理業者にはなれないので、それほど多くの品質管理業者はいません。
チェックをしてもらいたい野菜農家が増えれば増えるほど、品質管理業者の負担は増えていき、さらに時間がかかってしまいますね。
IOTA(アイオータ)の場合
野菜農家は、野菜農家同士で品質のチェックをおこない、承認されればお店に商品を並べることができます。
この時、品質管理業者は不要なのです。品質を、自分たちでチェック・承認するわけですね。
ですので、いくら野菜農家が増えても、野菜農家が増えるほどチェック・承認する人も増えるので、どんどん処理が速くなるわけです。
品質管理業者のチェックを待つ必要がないという事ですね。
仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)の処理速度まとめ
・ブロックチェーンの場合:野菜農家は品質管理業者の承認を受けなければ、お店に商品を並べられないので、参加する野菜農家が多くなるほど、チェック作業は遅くなる。
・IOTA(アイオータ)の場合:野菜農家同士のチェックで承認されれば、お店に商品を並べられるため、参加する野菜農家が増えるほど、チェック速度は速くなる。
メリット2:IOTA(アイオータ)は、処理コストをゼロにすることができる
IOTA(アイオータ)は、チェックおよび承認にかかる手数料や送料を無料にすることが出来ます。
理由を、ブロックチェーンと比較して説明します。
ブロックチェーンの場合
野菜農家はお店に商品を並べる場合、品質管理業者に、野菜に傷などが無いことをチェックしてもらう必要があります。
野菜農家が、野菜の品質チェックをしてもらうには、品質管理業者への手数料が必要です。
取引のたびに、野菜の送料とチェック手数料がかかってしまいますね。
IOTA(アイオータ)の場合
野菜農家は、野菜農家同士で品質のチェックをおこない、承認されればお店に商品を並べることができます。
しかも、同業者同士でチェックをするため、目的が同じだから手数料無しで!ということも可能ですよね。
ですので、チェックおよび承認作業にコストカットすることができるのです。さらに、品質管理業者への送料もかかりませんね。
手数料コストまとめ
・ブロックチェーンの場合:野菜農家は品質管理業者の承認を受けるために、品質管理業者への送料と手数料が必要。
・IOTA(アイオータ)の場合:野菜農家同士でチェック・承認するため、送料もかからず、手数料も無料。
メリット3:IOTA(アイオータ)は、データ改ざんやサイバー攻撃が不可能なので安全性が保たれる
IOTA(アイオータ)は、データ改ざんが不可能であり、さらにサイバー攻撃も不可能な状況を作り出します。
理由を、ブロックチェーンと比較して説明します。
ブロックチェーンの場合
野菜農家はお店に商品を並べる場合、品質管理業者に、野菜に傷などが無いことをチェックしてもらう必要があります。
チェックは品質管理業者に任せてしまうため、品質管理業者たちが口裏を合わせて不正をした場合は、これを防ぐことは出来ません。
また、野菜農家の商品は、チェックのために品質管理業者に集められるため、品質管理業者を狙って攻撃されると、すべてが台無しになってしまうという危険性がありますね。
IOTA(アイオータ)の場合
野菜農家は、野菜農家同士で品質のチェックをおこないます。その際、チェックする人をランダムで選ぶという決まりがあります。
だれがチェックしているのかは分からないため、みんなで口裏を合わせて不正をするという事は不可能ですね。
また、商品自体もどこかに集まっているわけではなく、ランダムに選ばれた”チェックする人”が持っているため、だれがチェックしているのかはわかりません。
そのため、狙って商品を盗む(攻撃する)のは不可能なのです。
~安全性まとめ~
・ブロックチェーンの場合:品質管理業者が口裏を合わせれば、不正をすることは可能なうえ、商品が集まっている品質管理業者を狙って攻撃をされると、商品を一度に失ってしまう危険性がある。
・IOTA(アイオータ)の場合:ランダムで選ばれた野菜農家の人がチェックおよび承認を行うため、口裏合わせでの不正が出来ない。また、商品はランダムに選ばれた人へ渡るため、狙いを定めた攻撃は不可能である。
ブロックチェーンよりも安全性が高い「Tangle(タングル)」をベースとすることで、IoT(モノとインターネット)を安全に運用するということなのです。
この「Tangle(タングル)」という技術への期待も、IOTA(アイオータ)コインの価値へ反映されていることがわかりますね。
仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)の買い方・購入方法
それでは最後に、IOTA(アイオタ)コインがどこで取引できるのかを紹介します。IOTA(アイオタ)コインは、2022年12月現在、日本の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。
したがって、海外の仮想通貨取引所で取引することになります。
取り扱いのある主な取引所は次の通りです。
・Binance(バイナンス)
・Bitfinex(ビットフィネックス)
ステップ①:コインチェックで口座開設する
まずは暗号資産取引所で口座開設しましょう。
個人的に、国内取引所は「Coincheck(コインチェック)」がオススメです。
なお、コインチェックではコンビニ決済や銀行振込ができ、取引も簡単でわかりやすいです。日本最大手&無料開設できるので、損をすることはありません。
コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座開設する方法【5ステップで解説】
ステップ②:イーサリアム(ETH)またはリップル(XRP)を購入する
次にイーサリアムを購入していきます。送金手数料の安さを考えるならXRP(リップル)でもOKです。
参考記事:【超初心者向け】コインチェックでイーサリアムを購入する方法【送金する方法も解説】
ステップ➂:バイナンスで口座開設
続いて、IOTA(アイオタ)を購入する必要があるため、バイナンスで口座開設しましょう。IOTA(アイオタ)を扱っている海外取引所は他にもありますが、バイナンスが一番おすすめです。
Binanceは世界最大級の取引所で、日本語にも対応しているので操作は全く難しくありません。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:【初心者向け】バイナンスの口座開設方法【たったの3分】
ステップ④:バイナンスにイーサリアムを送金
続いて、バイナンスにイーサリアムまたはリップルを送金します。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:コインチェックからバイナンスへ送金する方法【5ステップで解説】
ステップ➄:バイナンスでイーサリアムをIOTA(アイオタ)にトレード
「バイナンス」にて「イーサリアム」を「IOTA(アイオタ)」に交換します。日本円で直接「IOTA(アイオタ)」を買うことはできないので、「バイナンス」内でトレードする必要があります。
交換方法は少しややこしいので、上記解説動画を見ながら取引をおこなってください。
なお動画内のBTC→イーサリアム、USDT→IOTA(アイオタ)に読み替えてください。
記事で進めたい方は下記記事をどうぞ。
【初心者向け】Binance(バイナンス)で仮想通貨を買う方法【簡単3ステップ】
IOTA(アイオタ)を買う際の注意点
IOTA(アイオタ)は現在、国内取引所では取り扱いがありません。そのため、購入の際は海外取引所を利用することになります。
仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)のまとめ
一般的な仮想通貨で使われる技術の”ブロックチェーンとは異なる技術”を使っているので、聞き慣れない専門用語もたくさん出てきます。
難しいと思わるかもしれませんが、IOTA(アイオータ)は私たちの未来の生活に直結する技術なのです。
それでは最後にもう一度、IOTA(アイオータ)についてまとめておきますね。
- IOTA(アイオータ)は、IoT(モノとインターネット)という社会の基礎となる
- IoT(モノとインターネット)という私たちの未来社会に必要な信頼できる仕組みを提供してくれる
- IOTA(アイオータ)は、参加者が多いほど処理時間がどんどん速くなる
- IOTA(アイオータ)は、処理コストをゼロにすることができる
- IOTA(アイオータ)は、データ改ざんやサイバー攻撃が不可能なので安全性が保たれる
- IOTA(アイオータ)は、その他の仮想通貨とは性質が異なる価値をもっています。
今後の私たちの未来に大きく貢献してくれることを期待し、応援していきたいですね!
なおIOTAを購入したい場合には、日本語対応の取引所『Binance(バイナンス)』をオススメします。
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