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東杜シーテック 株式会社
情報通信業〔仙台市宮城野区〕

新技術を東北から世界へ

東杜シーテック 株式会社 東杜シーテック 株式会社
所在地
〒983-0047 仙台市宮城野区銀杏町31-24
Tel. 022-354-1230 Fax. 022-354-1991
http://www.tctec.co.jp/
代表者
代表取締役 本田 光正
資本金
2,100万円
創業設立年
2002年
受賞歴等
経済産業省2017年度「地域未来牽引企業」選出
情報セキュリティマネジメントシステム「ISO27001」認証取得

(2019年9月取材)

本田 光正

代表取締役
本田 光正

社員への思いやりから築く会社の姿

東杜シーテック 株式会社は、職場の良い環境づくりにこだわりを持っています。もともと学校だった建物にある本社は、広々として過ごしやすく、全体的に明るい印象です。さらに社員数が100名になったことで、新設された各拠点にもカラーがあり、その色で事業所内がまとめられています。開発という仕事を担っていることもあり、東北大学をはじめとした学術機関と密接に連携をとることで、最新技術に対し、より敏感になることができるよう心がけています。さらに仙台を拠点としてTOHOKUでのものづくりにこだわり、開発拠点としての地域貢献も目指しています。開発に携わる者として、さまざまに活動範囲を広げて、その場ならではの要求に応じたIT技術の可能性に挑戦しています。最近では、震災復興支援の一環として漁業に焦点をあて、鮭の半自動雌雄選別装置を漁港に導入しました。

採用情報
※ 直近の採用人数
2017年 10名
2018年 6名
2019年 12名

事業内容 可能性から生まれる開発 開発が生む新たな未来

東北から生まれた先進技術と、経験から得たノウハウをもって、幅広くお客様の課題・要望にお応えします。「受託開発」は、それぞれ専門分野の知識を持つ社員が、丁寧に対応しています。「試作開発」においては、ソフトウェア資産を十分に生かして、迅速且つ的確に検証を行い、「共同開発」で依頼した企業と協力して互いの技術・知識を生かす事で、個々に行う開発とは別次元の「次につながる新たな可能性を秘めた開発」を創造します。また、「課題解決」では、さまざまな課題に対して検討から試作、実証まで対応するため、東北大学と連携。東北大学にある情報知能システム研究センターや、電気・通信・機械分野に関する約80の研究室との連携は、課題に対する対応力の質の向上と共に、大学・依頼主・東杜シーテックが、個々で確かな経験とノウハウを得ることにも繋がっています。

将来のビジョン 独自事業で東北にさらなる活力を

基幹事業であるシステム設計・開発において、よりクリエイティブな発想のもと、開発を活発に行いたいです。東北大学協力のもと研究開発している中で、実際に大学へ従業員が通い、知識と技術を身に付けてもらっています。社員の知識・技術の向上を日々目指しつつ、より人を集めて志を同じくするスペシャリストの集団を築き上げたいと思っています。今まで無かったものを開発をする立場として、社会全体において技術の進歩を支える「柱」のような存在になることが目標です。社会に通用する技術を生み出すために、拠点を日本の中心地へ変えるのではなく、「東北生まれの先進技術」として、高度な技術を持って広く知れ渡るようなものにしたいですね。独自の事業をたくさん生み出していく事も目標であり、個々の技術を生かす事のできる環境を作ることで、実現につなげていきたいです。

求める人材像 社員としての自分を育てる

人との関わりを大切にできて、コミュニケーション能力がある人です。どんなに専門的知識が豊富であったとしても、その人一人で社内の仕事をこなすわけではありません。システム設計・開発と聞くと理系の人が向いているだろうと判断しがちですが、知識だけでは何も生まれません。専門の知識を発揮する人・発想力で開発に貢献する人・作業効率が良く的確に仕事をこなす人など、同じ目的・目標に向かって個々の能力が生かされることで事業は成立します。社内での交流に限らず、製作の傍らお客様対応も行うため、コミュニケーション能力が問われる場面がたくさんあります。さらに、組織の中で所属する部門が細かく分かれており、部門ごとに持っている知識も異なるため、社内に限定しても部門をまたぐだけで、吸収できる知識は多岐に及びます。そのため開発の面においていろいろな知見を持ち、自ら知ろうとする姿勢を持っていることが求められます。一人ひとりが会社の未来を担う一員であることを自覚し、協力して独自のものを生み出していこうという意志を持つことができる人材が必要です。

求める人材像

見学の様子

ポイント
  • コミュニケーション能力のある人。
  • 向上心・意欲のある人。
WISE記者の企業体験記

事業所が一体となったものづくり

本社に加えて新設された2つの事業所の見学と、魚の雌雄判別装置の体験をさせていただきました。新設の事業所2つのうち、1箇所は事業が始まる前の準備段階でした。学生の私が見学できる機会は滅多にないため、とても貴重な経験でした。お客様とは別の視点で社内の環境づくりの現場を拝見し、社員の一員になったような気分でした。もう一方の事業所では、すでに事業が始まっており、社内の色合いや雰囲気は穏やかな印象でした。社内のコルクボードには、行事の時などの写真も飾られており、社内の雰囲気の良さが感じられました。1階に作業スペース、2階にデスクワークができるスペースがあり、1階のスペースで体験させていただいたのが、漁業関係者向けに新たに開発された魚の雌雄判別装置です。タラなどのオスとメスの判別の難しい魚に対して、簡単に判別することができる機能を持つものです。機械を使う側はただ機械の電源を入れて、魚の体につけるだけなのに、数秒でオス・メスの判別ができていました。機械で可能になったこの判別も、漁港などの現場の声を聞いていないと、気付くことのできない専門的な課題だと思います。判別が難しいものが誰にでも簡単にできるものになるのは、漁業関係者にとって、初体験の私が受けた衝撃の何倍もの衝撃を受けさせられるものなのではないかと感じました。多様な要望に対して寄り添って、実現まで繋げていくのは相当な苦労がある分、成し遂げたときには達成感がある仕事だということを学びました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

社員の関係が社内の雰囲気を作る

社内は部署が細かく分かれて存在しており、社内で部署をまたぐだけでも多くの刺激を受けることができます。そのため、積極的な社員間交流が、部門の垣根を超え盛んに行われているという特徴があります。月一回行われる交流会では、普段あまり接点のない社員との交流が行われます。季節に応じたイベントも盛んで、夏には屋上で花火を見ながらビアガーデンをしたり、秋には芋煮会など、社員が企画して開催するものもあります。忘年会や懇親会、社員旅行も会社負担で全て行っています。行事を行うことで、社員どうしの距離を縮め、部門を超えた協力態勢を築きやすくする効果を期待しているそうです。交流関係が偏ることなく、社内全体に及ぶことで、個々の課題解決だけでなく会社全体の団結力・結束力を強めることに繋がっているそうです。

ここが知りたい1

社員交流スペース

社員を想い、会社を想う社長の姿

社員が楽しみにしているものの一つに、社長自ら作ってくださるカレーライスがあります。社員の体を気遣った、社長特製のキノコたっぷりカレーです。カレーがいつ出てきてもいいように、ご飯を常備している社員もいるほど、会社恒例の人気イベントになっています。ランチの時間などに、社内の人たちが積極的に同じ時間を共有することで、団結力をより高めるためにも欠かせない大切な時間になっています。さらに社員の健康維持の面にまで気を配っています。運動不足にならないように健康機器を設置したり、「禁煙援助金」として毎月2000円を禁煙者に支給するなどの工夫がなされています。その一方で、仕事の面ではとても頼れる存在です。『開発する者として、最新技術には常に敏感であってほしい』という社員に対する願いから、社用車は水素を燃料とする最新のものを導入。開発を行う立場として、視野を広めるきっかけとなる刺激を得ることは重要であり、その機会を積極的に提供することで、会社の活力増加に繋げられていると感じました。

ここが知りたい2

社長手作りのキノコカレー

先輩の声

社員の一員としての自覚と言動・実践力

継田 尚哉 テクニカルセクション3

東北大学で超音波を用いた研究をしていました。仙台でのソフト開発を志望していましたが、開発部門において東北大学と連携した事業が行われているということもあり、就職しました。会社での作業は専門の知識の有無に関わらず、初めて体験するものであることが多いです。今は4K・8Kなどで耳にすることが多い映像編集ソフトを担当しています。ソフト開発だからといって、開発業務のみを行なっているわけではありません。電話の対応など、お客様と直接関わる場面もたくさんあります。映像編集の仕事以外では、東北大学青木研究室に週1回で通い、技術を習得しています。会社の一社員として働き始めるまでは、受け身で周りに流されて判断・行動していました。就職して仕事を始めてからは、開発に関しても、お客様の対応に関しても受け身でなく、自ら行動するように変わることができました。会社という小さな社会の中でも、最も重要なのはコミュニケーション力・行動力であると思います。

先輩の声

継田 尚哉 テクニカルセクション3

仕事柄ついついやってしまうこと

映像関連ソフトを担当しているためか、日常生活の中でもフローチャートを書いたり、頭に浮かべてやるべきことの整理をしてしまうことがあります。また、4Kや8Kなどの映像関連のキーワードに反応したり、展示会があると気になってしまうことがあります。入社当初はAIの事業にも携わっていて、機械学習の話題になると、やっている内容よりもフレームワークや手法そのものが気になってしまいます。

継田さんの1日

9:00出勤・朝礼
メールチェック・1日のスケジュール確認
10:00映像編集ソフトの開発
12:15休憩・昼食
13:00映像編集ソフトの開発
16:00ミーティング
17:45退勤

取材の感想

熊谷 未来 熊谷 未来 宮城学院女子大学 2年
デスクワーク部屋はカラフルで気持ち良い空間でした。新たな事業所にも、社員が話し合いやイベントを行えるスペースがありました。社員への気配りが、事業所を越えた社員の団結力の根底を支えていると思います。「作らせる・作らされる」ではなく、「支える・みんなで創造する」という関係性を感じました。会社が、労働の場でなく同じ目標を持つチームとなる事が個々の能力を活かす開発・独自事業の創出に繋がることを学びました。

  • 熊谷 未来 宮城学院女子大学 2年 熊谷 未来 デスクワーク部屋はカラフルで気持ち良い空間でした。新たな事業所にも、社員が話し合いやイベントを行えるスペースがありました。社員への気配りが、事業所を越えた社員の団結力の根底を支えていると思います。「作らせる・作らされる」ではなく、「支える・みんなで創造する」という関係性を感じました。会社が、労働の場でなく同じ目標を持つチームとなる事が個々の能力を活かす開発・独自事業の創出に繋がることを学びました。