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株式会社 ねこまた
製造業〔仙台市青葉区〕

町工場のような親しみやすさと、厚い信頼を目指して

株式会社 ねこまた 株式会社 ねこまた
所在地
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2−5−1 大一野村ビル7F
Tel. 022-211-5072 Fax. 022-211-5072
https://necomata.co.jp
代表者
代表取締役 親方 齋藤 昌秀
資本金
300万円
創業設立年
2014年

(2019年11月取材)

齋藤 昌秀

代表取締役 親方
齋藤 昌秀

時代によって変わる要望にも答える開発

一つの領域に留まらず、幅広い分野での開発を行っています。科学技術の進歩による、新技術・機能に対する著しい移り変わりの波に柔軟に対応して、時代ごとに異なる需要に合わせた開発を積極的に行っているそうです。また、社員は若者が多く、新しいものに対し、より敏感に反応し吸収できる態勢が整っています。開発したものに対しては自信を持って提供できるように、テストを積極的に行っているとのことです。「プログラミングに付随したテスト」ではなく、「テストのためにプログラミングをする」という考え方に基づき、品質の向上にこだわり、会社の事業面のみならず、社員の置かれる職場環境も、社員がモチベーションを維持できるよう工夫をしているそうです。「一人で残業よりもみんなで分析」を心がけることで、1つの問題に対して、一人でパソコンと対面して得る個人能力の向上とは別に、協力する社員全体の技術・団結力向上に繋げられているようです。

採用情報
※ 直近の採用人数
2017年 4名
2018年 3名
2019年 3名

事業内容 新しいものを吸収し質の高い開発を追求する

スマートフォンやWEBシステムなどのアプリケーション開発をしており、センサーを利用したマイコンの試作器のプログラムの作成も行なっています。今まで開発してきたものには「高齢者向け介護支援・リハビリ支援ゲーム」や、「衣装イルミネーションの開発」、「簡易センサーによる歩行計測」などがあります。取り扱っているものは幅広く、さまざまな分野において積極的に開発を行っています。「高齢者向け介護支援・リハビリ支援ゲーム」は、リハビリをより楽しくするために作られ、人の動きを感知して画面越しに球技をできるような機能になっているそうです。体の弱い高齢者が安全に体を動かせるには、大きな障害になっていた物理的な衝撃をうまく取り除く、新しい球技のあり方を提案するものです。現在は、さらにVRなどの新しい技術を活用することなどによって、より質の高い開発を常に目指しているそうです。

将来のビジョン 作る時代に合わせてより良い開発を

新しい技術を積極的に取り入れて、対応力をさらに向上させたいです。今まで通りに、幅広い分野で依頼を受けながらも、今までの経験の中で浮き出てきた自分たちの得意な分野に関して、特に力を入れていきたいですね。既に開発してあるものに関しては、新しい機械を活用しながらさらに発展させていきたいです。開発するにあたって、新しいことに挑戦する場面を増やすことで、社員一人ひとりのエンジニアとしての技術向上を目指していきたいと思います。職場環境に関しては、今すでに体系を整えてはいますが、今後も残業なしを続け、品質重視を基本とした体系を維持できるよう努めたいです。この会社がお客様にとって「わからなくなったら、とりあえずねこまたに行こう」と言ってもらえるような、身近に頼ることができる町工場のような存在になれるように、一つ一つの依頼に丁寧に対応していきたいと思います。

求める人材像 自分自身を築き続ける意欲

一つのことに限らずさまざまな分野・業界において開発の依頼を受け、対応している実績があります。幅広い対応力の裏には、社員の努力があります。受ける仕事毎に内容が大きく異なることがあり、必要な知識を収集して獲得しながらも、プログラミングをすることの繰り返しになります。プログラミングするにあたり、プログラミング言語も多様に存在します。そのため、日々の学習と経験の積み重ねが、必ずその人の仕事への対応力向上に繋がります。努力が必要な分、得られる知識も幅広いということが魅力でもあります。プログラミングでは常に、パソコンに向かって作業することになりますが、受ける依頼によって依頼者や多様な知識と、触れ合うことになります。一人ひとりの社員の努力とともに開発を行う上で、受け身で言われたことだけをこなすようではなく、自分自身に責任を持って働く人が求められます。仕事への責任ももちろん、その仕事を担う自分自身に、どんな仕事に対しても対応するねこまたの1社員として、責任・自覚を持つことができる人が求められます。

求める人材像

職場はフリーアドレス

ポイント
  • 自分に責任を持って働く人
WISE記者の企業体験記

社員想いの環境づくり

ねこまたの社内は、大きく二つのスペースに分けられており、お客様をお通ししたり、社員同士一緒に食事をしたりできる自由なスペースと、デスクワークのできるスペースがありました。「開発」と聞くと長時間パソコンに向かい、個々で作業をしているイメージがあります。しかしそのイメージを覆すようにあったのは、壁一面のホワイトボードです。そのホワイトボードは、自由なスペースの方にありました。開発において、解決策の見当たらないような壁にぶつかった時、個々で長時間苦戦するのではなく、みんなで原因を分析をする時に使うそうです。ホワイトボードの一面に残された、たくさんの数字や文字の跡が、難題を社員の皆さんで越えてきたことを物語っていました。勤務時間終了前には必ず、それぞれ進捗状況を報告し合う時間も設けられていて、会社全体で協力して取り組む姿勢が、社員にとってとてもいい環境作りに繋がっているように感じられます。実際、代表の方や社員の方々とお話しさせていただき受けた印象は、社員の方々と代表の方との距離が近く、一緒に頑張るチームのような良い関係性が見られたということです。その距離感の近さがあるからこそ、勤務時間も残業もなく社員の力を総結集した、より高品質の商品の提供が実現できているのだと感じました。職場環境を開発をしていく上で当たり前に相談し合える関係性が社員どうしで築かれていることもまた大切なことなのだと学びました。

企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

残業をなくし品質を高める

開発を主として行う会社において、一般的にあるイメージは、パソコンと向き合って長時間働く状態で、残業にもなりやすいように思います。残業は問題に対して迅速に対応でき、改善に対する意欲を持続したまま、集中して取り組むことができます。しかしその一方で、残業は問題が生じてから勢いで行われてしまうことが多く、問題に対して今後に生かすための分析が十分に行われないまま、進んでしまうことがあります。ねこまたでは、この現状に焦点を当てて、さまざまに対策を行なっています。一人で考えるのではなくみんなで考えるため、大きなホワイトボードを設置したり、席を自由にして開発内容に合わせて相談したい相手と自由に席を組み替えられるようにできていたり、勤務時間の最後には必ずそれぞれの進捗状況の共有する時間を設定しています。これらの工夫は、会社自体の団結力や対応力の強化のみならず、社員一人ひとりが、もしどこかで活躍することになった時に、この会社で必要な技術や知識を獲得していって欲しいという、代表の想いが現れています。「社内から離れればもう関係ないのではなく、ひとりの技術者として認められるような人として、送り出すことができる場所としてありたい」という代表の思いが現れている工夫がなされています。

ここが知りたい1

社内風景

ITの急速な進歩の下に行われる開発

プログラミングされたものとして思いつきやすいものは、パソコンやスマートフォンのアプリなどがあります。しかし実際は、プログラミングによって機能しているものは炊飯器や、冷蔵庫・テレビなどのパソコン以外にも多く存在しています。私たち、機器を使う側からすれば当たり前の、段階を踏んだ機能もプログラム化されることによって成立しています。さらに今話題の自動化も、プログラミングに基づいて行われる技術の一つです。観測や記録の数値化などは主に機械が行い、そしてその記録をもとに、なんらかの手を打つのは人でした。しかし、IoTというIT業界での最新の技術では、機械の記録をもとに次に別の機械を作動させて、対策として適切な手を打つところまで機械でやってしまうのが新たなITの技術のシステムIoTです。日々私たちの生活の気づかないところで、ITは進歩し続けています。著しい成長を続けるIT業界でも、新しい技術を吸収して開発を続けるねこまたさんの技術力・対応力の高さが感じられます。

ここが知りたい2

齋藤 昌秀 代表取締役 親方

先輩の声

学びとともにある開発

一ノ関 恵莉菜 チーフ プログラマ

私は学生の時に受けた授業がきっかけでプログラミングに興味を持ち、地元である仙台でプログラマになることを目指すようになりました。今は、製造面でのプログラミングを行なっています。幅広い仕事を受ける中で、多様なプログラミング言語を覚えることは特に大変です。扱うものが変わる毎に学び直さなければならず、苦労することはありますが、その分成し遂げた時の達成感はとても大きくやりがいを感じることの一つでもあります。この会社でみんなと協力しながら、開発をすることで、自分の考えを積極的に共有することができるようになりました。プログラミングは、ただ自分の思うように組めば良いのではなく、プログラム改善のための組み替え作業では、作成者の意図やお客様の要望に合わせた最善の形を作り合わせなくてはなりません。この仕事を通して、相手の立場になって考えることの大切さを学びました。お客様の要求をただ受けるのではなく、要求に隠れた本当にすべきことまで考えることが大切です。開発をするためには、新たに挑戦することも多いです。常に必要な知識を得ることが求められます。日々勉強をする習慣をつけることが大切です。私自身、今は教えてもらう立場から、教える立場になりつつあります。頼られるような存在になるために、必要な能力を身につけながら経験を重ねていきたいと思っています。

先輩の声

一ノ関 恵莉菜さん チーフ プログラマ

仕事柄ついついやってしまうこと

ソフトウェア開発には、欠かせない作業としてプログラミングがあります。プログラミングは、一度組み立てて終わりではありません。何の問題もなく機能するような手順を組むまで、試行錯誤を繰り返した分だけ何回も組み直すものです。そのため、いくつものプログラミングと向き合うとともに、どう構成すべきか試行錯誤する時間もたくさんあります。日常生活の中でも何かをするときに、ふと行動手順をプログラムの流れを組むのと同じように考えてしまうことがありますね。

一ノ関さんの1日

9:00出社
9:00~13:00プログラミング
13:00~14:00休憩
14:00~17:00プログラミング
17:30~進捗状況確認・相談
19:00退社

取材の感想

熊谷 未来 熊谷 未来 宮城学院女子大学 2年
ねこまたさんにお伺いして、一番印象的だったのは、社員に対する心遣いがさまざまな場面で見られたことです。会社のためということももちろんですが、社員の職場環境をよくすることが会社自体をよくすることにも繋がるという考え方が、素晴らしいなと思いました。社内の席が自由席であることもまた、日によって異なる仕事に社員どうしが連携して作業しやすくする、社員を中心にした会社内の雰囲気作りの工夫にもなっています。

  • 熊谷 未来 宮城学院女子大学 2年 熊谷 未来 ねこまたさんにお伺いして、一番印象的だったのは、社員に対する心遣いがさまざまな場面で見られたことです。会社のためということももちろんですが、社員の職場環境をよくすることが会社自体をよくすることにも繋がるという考え方が、素晴らしいなと思いました。社内の席が自由席であることもまた、日によって異なる仕事に社員どうしが連携して作業しやすくする、社員を中心にした会社内の雰囲気作りの工夫にもなっています。