WISE:Work-style Information by Student's Eye

新プロジェクト「WISE」始動!
学生による学生のための
地域企業情報誌&WEBサイトを作ろう!

みやぎ生活協同組合
複合サービス事業〔仙台市泉区〕

皆の声を反映させる、たすけあいの力

みやぎ生活協同組合 みやぎ生活協同組合
所在地
〒981-3194 仙台市泉区八乙女4-2-2
Tel. 022-374-1281 Fax. 022-773-1821
https://www.miyagi.coop
代表者
代表理事 大越 健治
出資金
357億3,400万円
創業設立年
1982年
受賞歴等
2018年 「平成30年度地産地消等優良活動表彰」にて「東北農政局長賞」を受賞

(2019年10月取材)

代表者氏名

人事事業部
神崎 絵里

常に地域と在り続ける組織に。

宮城県と福島県を事業域とし、地域を常に見つめる企業として「食の安全・安心」、「環境配慮」、「地域貢献」など設立理念の中でSDGsに先立つ事業や取り組みを数多く担っています。SDGsの活動は「エシカル消費」、「お買い物支援」、「くらしのサポート」、「他団体・自治体との協働」、「環境の取り組み」、「地域社会への貢献」の6つが挙げられます。特にエシカル消費では、東日本からの復興を食を通じて支援する「古今東北」商品の開発や販売という取り組みを行っています。東日本大震災では、みやぎ生協も店舗の損壊など被害を受けました。被災された方々のコミュニティ作りとして「ふれあい喫茶」の開催や、移動店舗せいきょう便のエリア拡大など、震災復興支援にも積極的に取り組んでいます。みやぎ生協はこれからも子育て世帯を始め、高齢者、そして社会的弱者と呼ばれる立場の方々も一緒に、持続可能で安心して暮らせる地域社会づくりを目指していく組織です。

採用情報
※ 直近の採用人数
2017年 57名
2018年 61名
2019年 71名

事業内容 地域づくりに貢献する事業

みやぎ生協は消費生活協同組合という業態のもと、幅広く事業を展開しています。店舗事業や共同購入事業の他、商品のパッケージ不良などにより、品質上の問題はないが販売できないものを社会福祉団体へ無償提供するフードバンク事業、保障共済事業、介護や子育てに関する福祉事業など、人々のくらしのさまざまな場面に携わっています。また、震災後の取り組みの一つとして、くらしの安心サポート事業が挙げられます。この事業では、家計再生支援や生活相談を行っています。
このように、多岐にわたる事業分野を持つみやぎ生協のポイントは“協同”です。みんなで力を合わせて人間らしいくらしを創造することを目標に、地域で築くたすけあいを大切にしています。事業を展開する地域が制限されているからこそ、地域に必要とされていることを把握し、地域に密着した取り組みを行うことができます。

将来のビジョン 地域の人々のくらしの向上へ

2019年3月に「みやぎ生協」、「コープふくしま」、「福島県南生協」が一つになりました。3つの生協が力を合わせることで、これまでの事業をさらに広げることができ、地域の暮らしの向上に貢献したいと考えています。また、2017年からスタートしたコンビニエンスストアとの一体型店舗を展開している事業は、今後力を入れていきたい分野です。一体型店舗では、通常商品の他に、店内調理したお惣菜売り場とイートインスペースを設置しています。お買い物はもちろん、地域に暮らす人々の居場所づくりも私たちの取り組みの一つです。みやぎ生協では、関係している皆様の声が事業展開につながっています。また、他の団体や行政と連携し、社会問題に向き合っていきたいと思っています。これからも人々にモノを供給し続けることを大切にしながら、生活協同組合として、皆様の声を反映させて運営していきたいです。

求める人材像 人とのかかわりを大切にする

みやぎ生協ではお客様と直接関わる機会の多い仕事がほとんどです。そのため、人と接することや喜んでもらうことが好きな人を求めています。店舗業務でも宅配業務においても、お客様と直接コミュニケーションを取りながら働いているので、重要視しています。また、受け身の姿勢ではなく、さまざまなことに興味を持ち、学ぶことができる人もみやぎ生協で活躍できると思います。まだまだ効率化できる点や改善できる点も多いので、自分たちで考えて率先して行動し、課題解決に努めることのできる人は、私たちにとってこれから必要になる人物であると考えています。事業を通して、社会問題と向き合い、地域の暮らしの向上に貢献することを目的としているので、一人ひとりの思考力・行動力を発揮できる仕事です。直接お客様の声を聞くことのできる現場では、やりがいを感じる場面が多くあるので、人と接することが好きな方にはぴったりだと思います。学生のみなさんには、社会問題を進んで学ぶなど、自分の能力育成に取り組んでほしいと思っています。

求める人材像
ポイント
  • 人と接することや喜んでもらうことが好きな人
WISE記者の企業体験記

震災を乗り越えたみやぎ生活協同組合

みやぎ生活協同組合の文化会館ウィズという建物内にある、東日本大震災学習・資料室の見学をさせていただきました。ここはみやぎ生活協同組合が東日本大震災の混乱の中、どのような取り組みを行っていたのかを余すことなく知ることのできる場所です。中に入ると左手に音声ガイド開始のボタンがあります。全部で15分間の音声ガイドを聞きながら、中で円形に展示された写真や資料を通し、東日本大震災の発生瞬間からの歴史を振り返ることができます。中央には当時の様子を映像で確認できるシアタールームが完備されていました。今回の取材では時間がなく、映像を見ることができませんでしたが、座席数20席のスペース、スクリーンは120インチに及ぶ大画面の液晶プロジェクター投影が行われているそうです。歴史を振り返る中で驚いたのは、東日本大震災の影響で多くのお店が営業を行いえない状況となった中、みやぎ生活協同組合は各店舗の店長の独自の判断で、当日、またその翌日には営業を再開させたそうです。さらには示し合わせたわけでもなく、各店舗の店長は販売する商品の値段設定までに工夫を凝らし、100円、200円などお釣りの出ないようにする工夫をしたそうです。みやぎ生活協同組合で働く人たちの志の高さを感じるお話を聞くことができました。また展示されている写真には、お客様の笑顔がたくさんあり、みやぎ生活協同組合の「平和で持続可能な社会を目指す」という目標に近づくために、震災のような予期せぬ状況となった時でも、日々精進しているのだと感じました。

企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

みやぎ生活協同組合はただのスーパーじゃない!

COOPのスーパーや共同購入による商品の配達などのイメージがとても大きいみやぎ生活協同組合。宮城県の世帯加入率は75%を誇る、多くの人に知られる生協ですが、その実態についてあまり詳しくはない、名前だけは聞いたことがあるというのが現状ではないでしょうか。神崎さんは、「みやぎ生活協同組合というひとつの団体であることを知ってほしい」と話していました。みやぎ生活協同組合は地域に寄り添い、貢献できる仕事だそうです。例えば、何か意見があるときには、店舗や宅配の担当者などに声をかけてほしいとのこと。実際店舗にも「私のひとこえ」という用紙が準備され、お客様からの意見を掲示する場所があります。そこでは、「子どもにアレルギーがあるので、あの商品を取り扱ってほしい」、「大好きなあの商品をまたおいてほしい」などの意見がよせられ、どんなに小さな意見にも耳を傾けることを心掛けているそうです。地域ごとにお客様の考え方は異なるので、商品の配置や置かれている商品が店舗ごとに異なるなど、カスタマイズされているそうで、地域の声を聞きお客さんに寄り添う姿勢が素晴らしいと感じました。

問題のある食品管理も徹底

店舗で購入した商品や、共同購入で自宅に配達された商品がダメになっている、傷がついてしまっているなどの問題がある場合は、その商品を店舗まで持っていくと「商品の安全対策室」や「商品検査センター」という場所に送られるそうです。そこでは微生物検査や残留農薬検査のほか、放射性物質検査などさまざまな検査を行い、問題のあった商品の分析をする作業が行われます。そしてその結果は、店舗や宅配センターを通してお客様へ報告します。問題の商品としては、リンゴや梨などの中身を割らないとわからない商品などがあげられ、それに対しては商品の交換や返金という形で対応されるそうです。またその商品が当日に入荷された商品だった場合は、商品を取り扱う部署に連絡するなど、問題が改善されるための対策がされています。利用者の目線から考えると、そこまでの対策を行っていることは、これからみやぎ生協を利用していくうえで安心できる取り組みの一つとなると感じました。

ここが知りたい2
先輩の声

みやぎ生協に就職したルーツ

渡邉 志歩 生活文化部 地域活動事務局

私は山形の大学で食品学や栄養学について専攻していました。私が大学生の頃は、「自己分析をしなさい」と何度も言われていた記憶があります。大学3年生になり就職を考えたときに、「自分は何をしている時が楽しいのか」と人生を振り返り、何度も自分自身を見つめ直しました。まず初めに、自分が就職先に望んでいることから整理し始めたと思います。私は「大学で学んだことを仕事で生かしたい」、「自分が生まれ育った宮城で働きたい」、「人と多く関わる仕事がしたい」という3つの希望がありました。その3つの希望になるべく沿った企業を探していくうちに、みやぎ生協の存在を知り、無事内定をいただき入協しました。みやぎ生協は宮城県内において多くの店舗を構え、知名度のある会社です。また宮城県の世帯加入率は業界内において日本一を誇り、現在では7割を超える世帯の方に加入して頂いています。私がみやぎ生協に就職し、現在に至るきっかけを作ったのは、やはり早い段階から自己分析を行っていたからだと思っています。自分自身と向き合う、その大切さを学生さんにも伝えたいです。

先輩の声

渡邉 志歩 生活文化部 地域活動事務局

仕事柄ついついやってしまうこと

私は学生の時、和食屋での接客経験をしたこともあり、ついつい電話での受け答えがとても丁寧になってしまいます。良いことだとは思っていますが、これは仕事柄だと感じています。また、食品学や栄養学を専攻していたことから、食品パッケージの裏面を確認してしまう癖があります。裏面に記載されている成分を見て分析をするのも楽しい時間です。こーぷ委員をはじめ、毎日食への関心が高いメンバー(組合員)さんや職員とお仕事させていただいているので、この仕事を通してより食に関心を持てるようになったのだと思います。

渡邉さんの1日

6:45起床
7:40自宅を出る
9:30始業(掃除。コーヒーを入れる。) 朝会(今日の仕事の確認作業)
10:00
~18:00
こーぷ委員の会議(企画の準備・推進) ホームページ作成
学習会の名簿整理 コープ商品を使ったレシピ考案
(12:00 昼休憩)
18:30退勤
20:00帰宅自由時間・食事など
24:00就寝

取材の感想

高井 円香 高井 円香 東北学院大学 3年
「みやぎ生協」と聞いてまず初めに思い浮かぶのは濃い緑が印象的なスーパーのCOOPでした。しかし取材を進めていく中で私の中でのイメージが大きく変わりました。例えば商品の陳列がお客様のニーズにお応えするため地域によって異なること。スーパーが近くにないお客様のためにファミリーマートと提携してコンビニの中にCOOP商品を提供していることなどです。地域のお客様の声を常に拾える体制が整っていることに感動しました。

菅原 奈央 菅原 奈央 東北福祉大学 3年
私にとって身近な存在であるみやぎ生協の取材をすることができ、とても嬉しく思いました。今回の取材で初めて知ることができたことも多く、幅広く事業を展開していることに驚きました。私たちの生活の様々な場面に関わっていることを知り、暮らしや地域の創造のために働く姿は素敵だと感じました。記事を通して、みやぎ生協の活動についてみなさんに知ってもらえたら嬉しいです。

戸谷 凜太郎 戸谷 凜太郎 東北工業大学 2年
普段多く利用させていただくみやぎ生活協同組合が、店舗としてのスーパーや、配達を行う共同購入以外の幅広い事業を展開されていることにとても驚きました。中でも地域社会に貢献するために子育て支援や、再生可能エネルギーの活動を行われていることは知らず、大きな発見でした。平和で持続可能な社会の実現を目標とするみやぎ生活協同組合さんの地域貢献に対する熱意が伝わる取材となりました。

  • 高井 円香 東北学院大学 3年 高井 円香 「みやぎ生協」と聞いてまず初めに思い浮かぶのは濃い緑が印象的なスーパーのCOOPでした。しかし取材を進めていく中で私の中でのイメージが大きく変わりました。例えば商品の陳列がお客様のニーズにお応えするため地域によって異なること。スーパーが近くにないお客様のためにファミリーマートと提携してコンビニの中にCOOP商品を提供していることなどです。地域のお客様の声を常に拾える体制が整っていることに感動しました。
  • 菅原 奈央 東北福祉大学 3年 菅原 奈央 私にとって身近な存在であるみやぎ生協の取材をすることができ、とても嬉しく思いました。今回の取材で初めて知ることができたことも多く、幅広く事業を展開していることに驚きました。私たちの生活の様々な場面に関わっていることを知り、暮らしや地域の創造のために働く姿は素敵だと感じました。記事を通して、みやぎ生協の活動についてみなさんに知ってもらえたら嬉しいです。
  • 戸谷 凜太郎 東北工業大学 2年 戸谷 凜太郎 普段多く利用させていただくみやぎ生活協同組合が、店舗としてのスーパーや、配達を行う共同購入以外の幅広い事業を展開されていることにとても驚きました。中でも地域社会に貢献するために子育て支援や、再生可能エネルギーの活動を行われていることは知らず、大きな発見でした。平和で持続可能な社会の実現を目標とするみやぎ生活協同組合さんの地域貢献に対する熱意が伝わる取材となりました。