WISE:Work-style Information by Student's Eye

新プロジェクト「WISE」始動!
学生による学生のための
地域企業情報誌&WEBサイトを作ろう!

株式会社 植松商会
卸売業、小売業〔仙台市若林区〕

地域に密着してモノづくりを支える

株式会社 植松商会 株式会社 植松商会
所在地
〒984-0015 仙台市若林区3-7-5
Tel. 022-232-5171 Fax. 022-232-5175
http://www.uem-net.co.jp
代表者
代表取締役社長 植松 誠一郎
資本金
10億1,755万円
創業設立年
1955年
受賞歴等
ISO14001:2015 初回認定日2006年2月17日「認証番号4004284」

(2018年8月取材)

植松 誠一郎

代表取締役社長
植松 誠一郎

同業社界初の株式上場企業

創業65年を超える株式会社植松商会は、現在約900社のモノづくり企業を顧客として抱える機械工具卸会社です。地域で作られたモノを地域に提供する「地産地商」をテーマに、積極的に循環型事業に取り組み、日本のモノづくり界を明るくしたいと考えています。その一歩としてあげられるのが株式上場です。植松商会は工具・機械を提供する直需機械工具会社ですが、全国には同業者は1~2万社あるといわれています。しかし植松商会は1991年に直需機械工具商社としては国内で初めて株式上場しました。モノづくり会社をつなげる役割のある植松商会にとって、とても大切となる信用・信頼が上場によりさらに上がったのではないでしょうか。株式上場は会社の社会的認知を広げるという目的もあるそうです。「モノづくり業界はこれから厳しくなると思いますが、それでも私たちはこの業界になくてはならないものだと自負しています」と植松社長は話してくれました。

採用情報
※ 直近の採用人数
2016年 4名
2017年 5名
2018年 2名

事業内容 モノづくり界の縁の下の力持ち

植松商会ではお客様であるモノづくり企業に機械・工具を提供しています。お客様のさまざまなご要望に対してモノを供給するだけでなく、情報やそれぞれに最適な解決法を提供・提案することもあります。「顧客最優先主義」を貫いてきたことで築いたお客様からの熱い信用と信頼により、現在植松商会は約900社ものモノづくり企業を顧客として抱えています。そのお客様と日々接し、ニーズに合わせて購買代行や情報の提供、関係機関の調節・斡旋、時には技術的アドバイスをすることでお客様の負担を軽減するという役割を果たしています。くっつけることを東北弁で「ねっぱす」といいますが、植松商会はねっぱす人「ねっぱサー」です。植松商会とお客様が「ねっぱり」、お客様同士を「ねっぱす」。このネットワーク構築は植松商会独特なのかもしれません。
「僕らがいないと日本のモノづくりは成り立たない」と植松社長は胸を張ります。

将来のビジョン インターネットにできなくて自分たちにできることはなにか

ものづくり産業のこれからは、厳しくなってきています。また、日本は少子高齢化に伴い生産労働人口が減少しています。これは、富を失っていることと同じことを意味します。産業をやりたくても人が集まってこないのです。この問題を解決するための新しい技術や新しい文化を作る手伝いを、植松商会はしていけるのではないかと考えています。そのためには、さらに知恵や技術を身につけなくてはいけないし、お客様に寄り添う力を身につけなくてはいけません。そうなったときにインターネットにできなくて自分たちにできることは何かを追求していきます。つまり、インターネットで買い物をせず、お店に行く意味は何かを考えることが、仕事をする上でこれからの優先順位の1番に入ってくるということです。そして、お客様に植松商会を選んでもらうために技術を磨いていくことが大切であると考えます。

求める人材像 素直で好奇心あふれる人、情熱をもって挑戦ができる人

素直さと好奇心、そして向上心をもった人を募集しています。確かにスキルを持っていることも大切なのですが、私たちの会社はお客様との信頼関係があることで成立する仕事ですので、信頼・信用をしてもらうことがとても大切になります。では、信頼関係はどうやって築けると思いますか。それは嘘をつかないこと、つまり素直さです。素直さというのは、人の話に耳を傾けてそれを理解すること、そして相手を思いやるということです。
「先入観は罪、固定観念は悪」という言葉を、楽天イーグルス元監督の野村克也さんが言ったそうです。先入観や固定観念を持つことは自分の世界を狭めてしまいます。自分の殻を破り、新しいことに挑戦することは不安を生みます。社会に出ると自分の思い通りにならず、毎日が不安でいっぱいになるでしょう。しかしその不安一つひとつを克服することで、自己を成長させることができるのです。限られた人生の中で、やりたいことをどんどん見つけて挑戦する人はかっこいいと思います。植松商会は、社員にやりたいことがあれば全力で応援します。

求める人材像
ポイント
  • 素直さ
  • 誠実さ
  • 好奇心
  • チャレンジ精神
WISE記者の企業体験記

植松商会会社見学

植松商会の社屋を見学させていただきました。見学させていただく中で、仕事効率を上げる工夫点を社内と倉庫で知ることができました。まず、社内の工夫点は部署の配置です。部署は、総務部と営業推進部の2つに分かれていました。受付から近い位置に総務部があり、13の支店を繋ぐシステムが備わっているサーバールームに近い位置に営業推進課が位置しています。こうすることで、総務部は顧客対応が、営業推進部はシステムの管理がすぐにできるようになります。次に、倉庫での工夫点は、倉庫の高さと製品の配置です。倉庫の高さは、トラックの荷台の高さと同じ高さにあります。こうすることによって、すぐに商品をトラックに積むことができます。朝10時には倉庫にトラックが来て、顧客の元へ出荷するため、素早く製品を積む必要があります。また、その出荷される製品は出荷数が多い順に、トラックが止まる場所に近いところに配置されていました。さらに、倉庫の近くには資料管理室があり、すぐに運送業者への対応製品の管理ができるようになっていました。見学の際には、外観の説明もしていただきました。入口には、「植松商会の『植松』」という名前から自然をイメージして作られたピラミッド型のオブジェが二つ、個性的な木の椅子が二つ、盛り上がった山の上に芝生がありました。また、社屋の側面には課対抗で行った緑化活動の一環として植えた植物がありました。顧客との関係や社員同士の関係も重視していることが分かりました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

ポケストップのオブジェ

植松商会の社章は「松が植えられる、自然豊かなイメージ」という意味があり、社章に関連した庭園が本社正面玄関までの小路に設けられています。庭園には、ピラミッド状のオブジェが設置されています。オブジェがピラミッド状となった理由は、メーカーから提示されたされたデザインの第一印象がよかったからだそうです。設置後に「何かの宗教施設か」と勘違いされたこともあったそうですが、現在ポケモンゴーのポケストップにも指定され、多くの人が正面玄関の前で立ち止まります。最初は、ポケストップになるとは誰も想像していなかったのでとても驚いたそうですが、今ではいろいろな人に正面玄関前に立ち止まっていただき大変嬉しいと話します。

ここが知りたい1

ポケストップにも指定された本社正面玄関

売るだけじゃない!『ねっぱす』関係

植松商会は、お客様にモノを提供するだけではなく、情報も提供しています。これは、地域に根付いた会社を目指すために、仙台弁でくっつけるという意味の「ねっぱす」をスローガンとして取り組んでいることです。今までもこれからも、お客様に依存するだけではなく、お客様から頼られるネットワークを構築してきました。この仕組みを生かし、お客様が必要とする情報を、過去に他社へ提供した類似している情報から選択し、提供するということを行ってきました。これは、お客様との信頼関係が成り立っているからできることの一つでもあります。今後もこの関係を継続していき、「ねっぱす」ことが出来るようにしていきたいです。

ここが知りたい2

植松商会が発行しているUMiDas

先輩の声

風通しのいい会社

我妻 志穂 管理部 総務課

営業職として採用されましたが、今は、本社で総務職として労務管理や給与管理、新卒採用活動などを行っています。学生時代は「誰かの相談役になりたい」という思いで企業探しをしてきました。しかし、合同企業説明会で営業職でも相談役になれるのではないか、と気付いた時に、常務からお声掛けを頂いたこともあり、入社を決めました。
今行っている業務内容に、新卒採用があります。今まで行ってこなかったインターンシップを企画から全て任されました。初めは、上司が納得する企画書を作ることができなくて、泣きそうになる時もありましたが、企画書が上司に通って、莫大な予算がすぐについたときは、会社の風通しの良さなどを改めて感じました。実際にこの企画では、営業職に対する怖いイメージを払拭させるというテーマを設け、私自身が持っていた「怖いイメージ」をどのように払拭させるかが一番の山場でした。そこで、地元取引企業の社長と対談をするという企画を立て、実際に取引している企業が、植松商会の本質を語るだけでなく、地元企業の温かさを知ることができるインターンシップを目指して行ってきました。今後も、植松商会を知ってもらえるような企画をたくさんできるようにしていきたいです。

先輩の声

我妻 志穂 管理部 総務課

仕事柄ついついやってしまうこと

営業職と違い目立った職業病はないと思います。あるとしたら、労務管理や給与管理などを行っているので、学生時代の知人や後輩の労働環境を聞いた瞬間「労働違反かもしれないよ」と指摘することがあるぐらいです。労務管理や給与管理を行うため、入社1年目は、2週間に1度のペースで東京へ出張に行き、労働法規を学びました。おかげさまで、学生時代に学ぶ機会の無かった労働法規も今ではしっかりと身についています。総務職は、会社の倫理を扱う部署なので、今後もしっかりと法令遵守を徹底していきたいです。

我妻さんの1日

8:20出勤
8:30全体での朝礼後にメールチェックや各種資料作成
12:00昼休憩
13:00給与明細書の作成や労務管理の改定作業など
17:30退勤

取材の感想

澤田 苑佳 澤田 苑佳 宮城大学 3年
取材を通して、お客様に寄り添う姿勢や仕事効率を高める工夫をしていることが分かりました。私は社長の一人ひとりの幸福感を高めたいという思いや、植松商会の求める人物像のお話に感動しました。社員の方の人柄も良く、社員同士の風通しの良さも感じられ素敵だと思いました。貴重な体験をさせていただきました。お忙しい中、お時間とっていただきありがとうございました。

萩野 暁 萩野 暁 東北工業大学 3年
私は「ねっぱす」という仙台弁をこの取材で初めて知りました。地元企業に対して一方的な仕事をするのではなく、顧客一人ひとりに対してのアフターケアに至るまでしっかりと行い水平関係の仕事を行うことで、地域の会社と会社を繋ぐ架け橋のような企業だと知りました。また、卸売を専門としている会社で株式上場をしていることなど、安定した経営にも力を注いでいるのだと実感しました。

奥村 朱子 奥村 朱子 東北学院大学 2年
モノづくり産業のこれからについて社長は「厳しくなっていくだろう」とお話しになりました。これからロボットやITの技術が優れていく中で「インターネットにできなくて人間にできることが何か」を考えることが必要とおっしゃっていたことを覚えています。これは私も共感できていたところだったのですが、さらに社長の「これを考えることが自分たちを成長させる」という言葉に熱い思いを感じました。

  • 澤田 苑佳 宮城大学 3年 澤田 苑佳 取材を通して、お客様に寄り添う姿勢や仕事効率を高める工夫をしていることが分かりました。私は社長の一人ひとりの幸福感を高めたいという思いや、植松商会の求める人物像のお話に感動しました。社員の方の人柄も良く、社員同士の風通しの良さも感じられ素敵だと思いました。貴重な体験をさせていただきました。お忙しい中、お時間とっていただきありがとうございました。
  • 萩野 暁 東北工業大学 3年 萩野 暁 私は「ねっぱす」という仙台弁をこの取材で初めて知りました。地元企業に対して一方的な仕事をするのではなく、顧客一人ひとりに対してのアフターケアに至るまでしっかりと行い水平関係の仕事を行うことで、地域の会社と会社を繋ぐ架け橋のような企業だと知りました。また、卸売を専門としている会社で株式上場をしていることなど、安定した経営にも力を注いでいるのだと実感しました。
  • 奥村 朱子 東北学院大学 2年 奥村 朱子 モノづくり産業のこれからについて社長は「厳しくなっていくだろう」とお話しになりました。これからロボットやITの技術が優れていく中で「インターネットにできなくて人間にできることが何か」を考えることが必要とおっしゃっていたことを覚えています。これは私も共感できていたところだったのですが、さらに社長の「これを考えることが自分たちを成長させる」という言葉に熱い思いを感じました。