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株式会社 ジェー・シー・アイ
卸売業、小売業〔仙台市宮城野区〕

人とモノをつなぐ介護と福祉のジェー・シー・アイ

株式会社 ジェー・シー・アイ 株式会社 ジェー・シー・アイ
所在地
〒983-0034 宮城野区扇町5丁目3-38
Tel. 022-782-6838 Fax. 022-782-6838
http://www.jci-1000nen.co.jp
代表者
代表取締役社長 大信田 和義
資本金
9,990万
創業設立年
1976年

(2018年9月取材)

代表者氏名

代表取締役社長
大信田 和義

お客様と社員、どちらも大事に

ジェー・シー・アイとはジャパンセンターインダストリーズを略した名前です。センターインダストリーズとは、オーストラリアで福祉事業の先駆者として活躍したセンターインダストリーズ社からとったそうです。障害者の雇用促進やリハビリ機器、介護用品の開発・製作・販売を目的に創業しました。仙台本社以外では、郡山支店から始まり、現在では東北6県及び北海道に支店を展開しています。
会社を経営する上で「利益至上主義」の経営ではなく「人を大事にする経営」に変化しているそうです。「会社は、社員を雇っているからから利益を出さなければいけない。でも利益を出すなら社会の役に立つ会社がいい」と大信田社長。ジェー・シー・アイはお客様と従業員の満足度の両方を高水準で求めています。
時代の流れによって求められるものは変わっていきます。しかし、社員やその家族、お客様や地域の幸せを追求することは変わらないと力強く語っていました。

採用情報
※ 直近の採用人数
2016年 2名
2017年 1名
2018年 3名

事業内容 高齢者と障がい者のために

ジェー・シー・アイでは、オーダーメイド車いすの製作、福祉用具の開発・販売・レンタル、住宅改修、福祉施設の設計・運営、自社開発商品の製造・販売など幅広く取り組んでいます。
オーダーメイド車いすは、利用者の体型や状態、使用する環境に合わせて一人ひとりに合った車いすを製作します。試作品を試乗して頂いて、改良を重ねて利用者に本当に合った製品を作りあげていきます。製作に2年かかった物もあったそうです。それだけこだわりをもって作っているということなんですね。ベッドやおむつなどの福祉用品は、福祉用具専門相談員がお客様と相談したりしながらベストな物を販売やレンタルしているそうです。住宅改修では、手すりやスロープなどを設置し、使いやすく安全な住宅を提案しています。自社開発商品で、驚いたのは「からやぶり」という商品。いつも大量の錠剤を開封する、老人ホームの職員などのために開発したそうです。

将来のビジョン 「人とモノをつなぐ最先端の会社」であり続ける

時代の流れに合わせた、介護と福祉の事業を展開していくことです。
グローバル化が進む中、外国人が福祉業界に就業体験にやってきています。会社としては、日本だけにとどまらず、国境を越えて事業を拡大していきたいですね。10年後には、アジアの国々にジェー・シー・アイの支店ができているかもしれません。
また、介護と福祉のサービスでは、ロボット化も進んでいます。複雑な構造の車いすも出てきているので、時代とともに「人とモノをつなぐ最先端の会社」であり続けたいです。
変わらず大切にしたいのは、経営理念です。お客様と社員満足度の両方を重視し「宮城県の介護福祉の会社といえば、ジェー・シー・アイ」と言われるぐらい、ブランド力を付けたいです。「良い会社に入ったね」と県民に言われるようになれば、全国各地に広がり、さらに素晴らしい人材が集まるのではないかと考えています。

求める人材像 面白く、個性のある人を求めています

福祉の資格は必要ありません。私たちは人物本位の採用活動をしていて、「学生時代に頑張ったこと」を胸を張って話せる学生を求めています。というのも、学生時代に何かに熱中した経験があることは、仕事に打ち込むことができる証拠だからです。
仕事の99%は辛いことで占められます。でも残りの1%は嬉しい出来事です。その嬉しさを味わうことが、従業員の満足度を高め、仕事のモチベーションを上げ、離職を防ぐのです。社員が若いうちに感動を味わってやりがいを見出すためには、惰性ではなく、仕事に打ち込むことが必要です。だから、学生時代に頑張ったことがあるか否かを重視しています。
また私たちは、一緒に働いていて楽しいか否かも大切にしています。その為に面白い人、個性のある人を採用したいと思っています。学生時代に力を入れたことがある人は、まさに面白く個性のある人なのです。

求める人材像

採用に当たっての思いを語る大信田社長

ポイント
  • 学生時代、何かに打ち込んだ人
  • 面白く、個性のある人
WISE記者の企業体験記

お客様に合わせたオリジナルの車いすが、過ごしやすい環境へと導く

車いすの製作現場を見学させていただきました。
ジェー・シー・アイでは、創設以来からオーダーメイドの車いすの製作をおこなっています。重度の障害を持つお客様が対象で、ヒアリング、図面作成、製作までの全ての工程を担います。既製品の車いすでは対応できない部分まで配慮できるのも、オーダーメイドの特徴です。
製作に時間がかかったり、車いすを大量生産することが難しかったりしますが、その分使用者本人をはじめ、家族や生活環境に寄り添った車いすを作ります。
特にこだわっているのは、「使用者本人の姿勢保持」です。姿勢が悪いと、顔が下を向いた状態になり、他者とのコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。また、トイレを使用する際には、車いすを旋回しなければならず、半径を小さくしないとうまく曲がり切れないこともあります。これらを解決するために、入念なヒアリングをおこない総合的に判断することが重要です。
数多くの車いすの工場でも、フレームの曲げ加工をするところはほとんどないそうです。手作業だからこそ使用者の体に合わせ自由かつ、柔軟に製作します。シート類も、お客様に合わせ色や機能を選びます。
人間の体のつくりはそれぞれです。だからこそ、お客様のご要望にお応えするオリジナルの車いすづくりが、より過ごしやすい環境に導いていくのだと感じました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

福祉に興味をもったきっかけ

大信田社長が福祉の勉強に力を入れるきっかけの話を聞くことができました。もともと東京の大学へ進学を考えていたそうですが、父親の病気もあり、地元である宮城県内での大学進学に切り替え、東北福祉大学への進学を決めました。偶然誘われたサークルでは、西多賀病院に出向き、難病患者の遊び相手や話し相手、買い物の手伝いをしたりするボランティアをしていたそうです。大学1年の夏頃、筋ジストロフィーの子どもたちと遊ぶ機会があったそうです。筋ジストロフィーという病気は、時間の経過とともに筋力が低下していき、体を動かすことが難しくなったり、呼吸や飲み込みなどに機能障害が出る病気です。そんな難病の中学生の男の子に病院内で遊んでいると、突然「お兄ちゃんとお姉ちゃん、こっち来て」と呼ばれたそうです。後を付いていくと、男の子が振り返ってこう言ったそうです。「お兄ちゃんたち、僕たちと遊んであげてると思ってるでしょ。違うよ。僕たちがお兄ちゃんたちと遊んであげてるんだからね」と言われました。衝撃的な言葉に社長は、「自分は何も知らなかったし、知ろうともしていなかったんだと思い知った」と話します。この出来事がきっかけで、福祉の勉強に力を入れるようになったそうです。「きっかけがあっても変われないない人と変われる人がいる。後者の方が人生のチャンスをつかむことができるよ」と、気付くことの大切さを教えてくれました。

ここが知りたい1

サークル活動がきっかけで福祉に興味を持ったという大信田社長

先輩の声

オールマイティな社員を目指して奮闘しています

早坂 美香 管理本部 業務課

営業課の事務を担当しています。車いすの部品の発注、伝票の処理や電話対応が私の仕事です。学生時代は保育士を目指していたのですが、祖父がこの会社の介護用ベッドを使っており、担当の方と家族の勧めを受けて、入社を決めました。仕事を通じて福祉の知識を得て、祖父に紹介できるようになったので、この会社に入って良かったと思っています。
私は今年の4月に入社したばかりです。苦労しているのは、仕事に優先順位をつけることです。というのも、仕事が次々と舞い込んでくるなかで、期日を守らなければならないからです。ビジネスでは、人との約束を守ることが信頼を得る第一歩です。期限内に仕事を終えられるように、日々訓練しています。
今の目標は、一人で仕事を回せるようになることです。例えば、お客様からお電話をいただいた時に担当の営業社員が休みをとっていることがあります。そんなときに代わりに対応して穴埋めができるのが理想です。そのために事務だけではなく営業の仕事も覚えて、できる仕事を増やしていきたいと思っています。

先輩の声

早坂 美香さん
仙台白百合女子大学人間学部 卒

仕事柄ついついやってしまうこと

仕事で福祉用具を扱っているので、街で車いすを見かけるとついつい目についてしまいます。そのなかに自社の製品がないかを探しています。しかも日頃から車いすのメーカーや型番を目にする機会が多いので、車いすを一目見ただけで、製造元と商品名が分かってしまいます。また、仙台市地下鉄の車両についているジェー・シー・アイのステッカーも常に気になっています。

早坂さんの1日

8:20出勤
8:30掃除
8:45朝礼
9:00発注業務
12:00昼食
13:00伝票処理、請求処理
17:30退勤

取材の感想

菅野 雄哉 菅野 雄哉 東北大学 3年
私は、取材中にお聞きした、ある社員さんの言葉が忘れられません。それは、「当社では一人ひとりが役割をもって働いている」ということです。例えばパソコンに詳しくシステム管理を任されている人など、皆さんが自分の特技を生かした役割を持っていらっしゃるとのことでした。個性を大切にする、この会社ならではの社風なのだと思います。私も自分にしか持てない役割を見つけたいです。

菊池 みなと 菊池 みなと 東北芸術工科大学 3年
介護・福祉の仕事は人に寄り添う職業である分、精神的にも、肉体的にもきついものばかりだと思っていました。ですが、障がい者や高齢者の方々が、当たり前の生活を送るための手助けをする重要な役割を担っていると知り、感動しました。また、社員の個性や生き方を大切にする社風にも、凄く魅力を感じました。「宮城県の介護福祉の会社と言えば、ジェー・シー・アイ」と言われる時代は、すぐにやってくるかもしれません。

武田 光 武田 光 尚絅学院大学 3年
今回ジェー・シー・アイさんを取材して、話を聞くことができた社員の方から風通しの良い会社だし、社長が社員を信頼してくれている会社だという話を頂きました。就職活動が始まっている私からしたら、webページ上では見られないリアルな現場を覗くことができました。どんな時代になっても世の中に立つ企業を目指しているというジェー・シー・アイさんには底知れない魅力があると感じました。

  • 菅野 雄哉 東北大学 3年 菅野 雄哉 私は、取材中にお聞きした、ある社員さんの言葉が忘れられません。それは、「当社では一人ひとりが役割をもって働いている」ということです。例えばパソコンに詳しくシステム管理を任されている人など、皆さんが自分の特技を生かした役割を持っていらっしゃるとのことでした。個性を大切にする、この会社ならではの社風なのだと思います。私も自分にしか持てない役割を見つけたいです。
  • 菊池 みなと 東北芸術工科大学 3年 菊池 みなと 介護・福祉の仕事は人に寄り添う職業である分、精神的にも、肉体的にもきついものばかりだと思っていました。ですが、障がい者や高齢者の方々が、当たり前の生活を送るための手助けをする重要な役割を担っていると知り、感動しました。また、社員の個性や生き方を大切にする社風にも、凄く魅力を感じました。「宮城県の介護福祉の会社と言えば、ジェー・シー・アイ」と言われる時代は、すぐにやってくるかもしれません。
  • 武田 光 尚絅学院大学 3年 武田 光 今回ジェー・シー・アイさんを取材して、話を聞くことができた社員の方から風通しの良い会社だし、社長が社員を信頼してくれている会社だという話を頂きました。就職活動が始まっている私からしたら、webページ上では見られないリアルな現場を覗くことができました。どんな時代になっても世の中に立つ企業を目指しているというジェー・シー・アイさんには底知れない魅力があると感じました。