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蜂屋食品 株式会社
製造業〔塩釜市〕

食材そのものの味と旨味が詰まった美味しい餃子の生産

蜂屋食品 株式会社 蜂屋食品 株式会社
所在地
〒985-0011 塩釜市貞山通3丁目3−27
Tel. 022-364-8211 Fax. 022-366-7605
www.hachiya-foods.co.jp
代表者
代表取締役 蜂屋 和彦
資本金
1,000万円
創業設立年
1924年

(2018年10月取材)

蜂屋 和彦

代表取締役
蜂屋 和彦

こだわりを詰め込んだ餃子の提供をする為に

流通している餃子の多くは、安さと時間短縮を重視しているものが多いのが現状です。その中でも、美味しい餃子作りに妥協しない蜂屋食品株式会社の餃子は1924年創業以来、地元塩釜を中心に多くの人に愛され続けてきました。蜂屋食品の餃子は手間を惜しまないこだわりの詰まった工程で作られています。味へのこだわりは、食材選びに限らず食材の加工にも表れています。餃子生産の多くは、すでにミンチ状になったひき肉を仕入れて製造していますが、自社でミンチ状に加工するところから始まります。味にこだわり、用いる食材の加工を自社で行うために、午前中にまず材料の加工をしてから午後に包みを行なっています。食材をどう扱うかによって味は異なるということを理解しているからこそ、食材の良さを生かす餃子作りにつなげることができます。食材を生かすことは、餃子の味を左右するだけでなく生産農家思いの生産法でもあります。

採用情報
※ 直近の採用人数
2016年 1名
2017年 0名
2018年 0名

事業内容 安さに頼った商品にはない味に胸を張る商品を目指して

味に材料に生産方法、さまざまにこだわり抜いた餃子の生産をしています。餃子の生産工程は、午前中は肉を工場で挽き始めるところから、野菜の特徴に合わせたカットを従業員の手によって行うまでの具材準備をしています。午後には餃子の皮に包む成型作業をします。餃子は直営販売所に加え、ネット通販による販売も行います。餃子を用いたプロジェクトもあり、依頼を受けた地方の特産品を、餃子の具材として商品化するというものもあります。他の地域・人々との交流を発展させつつ、地元の工場での工場祭りなどでの地域活性化にも貢献しています。ホームページの掲載には、種類豊富な商品の案内はもちろん、国民的な年間行事に合わせた、餃子の活用法などの紹介もすることで、より親しみやすい商品になる工夫をしています。

将来のビジョン 創業の地でさらなる商品開発と販路拡大にチャレンジします。

創業の地である塩釜市で、これからも餃子を作り続けて行きたいですね。東北の食材を使った添加物ゼロの餃子を、新たに生み出したいと思っています。今年は「無添加」小籠包と牡蠣餃子の開発に取り組んでいます。餃子は食材を提供してくれる農家と、食べてくれる人がいて初めてできるもの。お祭りに参加したり、イベントを企画したりして、地域の人との交流も大切にしています。
それから販路拡大。少しでも多くの人に食べてもらおうと、市外の百貨店に出店したり、遠方の方向けにオンラインショップを開いたりしています。今の夢は、出来たての餃子を食べて、持ち帰ってもらえる直営店を作ること。塩釜市の内外から人が集まり、餃子を食べて、お客様も従業員も幸せになれるお店を作りたい、と思っています。

求める人材像 人付き合いを重視しています

挨拶ができる人を求めています。人としての基本ですね。その上で、積極的にコミュニケーションをとれる人を求めています。というのも、蜂屋食品は、人との交流を大切にしているからです。第一に社員とお客様との交流です。「工場祭り」などのイベントは、商品の改良や、社員のモチベーションに繋げる上で重要です。第二に会社内での交流です。蜂屋食品は、社員同士が年齢や立場に関係なく、気軽に話せる環境づくりを心掛けています。その為に社内で交換日記をつけたり、懇親会を開いたりして環境づくりに努めています。仕事の話だけでなく、マイホームの話や家族の話など、プライベートな悩みも話せたら、リフレッシュができる上に、離職の防止にも繋がります。
また餃子を作るに当たっては、衛生管理に気を遣わなければいけません。決められたことをしっかり守れる、真面目な人に入社してほしいですね。

求める人材像

社長の蜂屋和彦氏

ポイント
  • 挨拶ができる人
  • 積極的にコミュニケーションが取れる人
  • 真面目な人
WISE記者の企業体験記

食品製造の現場に潜入!

私たちは、商品が作られる工場の見学をしてきました。普段から整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、この5つを意識した「5S活動」を行っている蜂屋食品。お客様が食べる商品を製造する現場のため、5S活動を中心に、衛生管理を徹底して行っているそうです。私たちも清潔な状態で見学するために作業着を着用しました。
工場に入ってみると、2つの機械に目が留まりました。主に、小籠包や水餃子の製造に使われる包あん機と、さまざまな餃子の製造に使われる餃子成形機です。商品の成形は、この機械で行っているとのこと。大量生産であれば、製造の全ての行程を機械で行うのが一般的なのですが、蜂屋食品は、餃子の味の決め手となる具材の裁断は手作業で、生地の生成と成型を機械で行っています。具材のシャキシャキとした歯ごたえは機械では生み出せず、手作業で切り方を工夫してこそ生まれるそうです。
また、地域との交流を意識的に取り組んでいるのも蜂屋食品の特徴です。力をいれている新商品の開発においても、ほとんどが地元の特産物を活かした商品だそうです。商品の味を知ってもらうために、社員がお客様の目の前で餃子を焼いて、食べることができる工場祭も行っています。いつも工場内で働く社員が、お客様と顔を合わせて交流する機会はないので、工場祭で自分たちが作ったものを食べたお客様の喜ぶ顔を見ることで、モチベーションアップにもなっているそうです。蜂屋食品は地域を盛り上げ、地域と共に成長していく会社だと思いました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

餃子で地域に貢献する地域密着型の生産のあり方

蜂屋食品の餃子はこだわりが詰まっています。食品添加物を使用しない「頑固餃子」では、宮城県の豚肉を使用。ジューシーなスープがあふれる「焼き小龍包」には、宮城県産の小ねぎを使用するなど、これら以外にも宮城県産を積極的に使用しています。社長自身が野菜ソムリエの資格を取得し、自ら良い野菜を選んでいます。また、地域の特産品を利用したオリジナルの餃子の生産も行っています。その活動をする上で必要になるのが、餃子に使用する食材への対応力と経験。食材にこだわり、自分たちで一から加工している蜂屋食品の食材加工の知識や技術があってこその活動で、仙台の「あおば餃子」や「青森のにんにく丸ごと餃子」などがあります。「餃子で地域の魅力発信に貢献をする」という新しい形は、蜂屋食品だからこそできる地域密着の在り方だと思います。

ここが知りたい1

直営販売所内 加工流れを示す掲示板

餃子で広がる地域の輪と広がる笑顔

蜂屋食品は地元塩釜で約50年間愛され続けています。その理由として、地域住民の方との「餃子を通じたつながり」を大事にしているということがあります。例えば工場の敷地内で定期的に行なっている「工場祭り」。多くの地域住民が集まり、蜂屋の餃子に舌鼓を打ちます。また、仙台市の明成高等学校調理科が食育プロジェクトとして行なっている「みんなの白菜物語プロジェクト」との交流では、生徒たちが育てた白菜を使って「松島白菜餃子」の生産をしております。宮城県支援学校小牛田高等学園との交流の際にも「こごたのふるさと餃子」の生産を一緒に行い、障害を持つ生徒たちが食の生産に関わる機会に、大きく貢献するものとなっております。餃子を通じたつながりが、さらに別のつながりを生み、多くの人の交流が実現されてきました。

ここが知りたい2

直営販売所 商品紹介

先輩の声

お客様の感想が、仕事のモチベーションです

赤間 勇太 製造部

2018年8月に入社し、工場で餃子の具材づくりを担当しています。肉と野菜を切って調味料を加え、混ぜるのが仕事です。
餃子は、調味料の量や混ぜる順番など、作り方が厳密に決まっています。少しのミスでも味が変わってしまうので、手順は厳守です。私は新人なので、仕事を正確に覚えるために、教わったことは必ずメモをとり、休み時間や勤務が終わった後に整理しています。「頭と体に叩き込む」が私のモットーです。
蜂屋食品では「工場祭り」を開催して、お客様に焼き立ての餃子を提供しています。自分が作った餃子を食べて、「おいしい」と言っていただけるのが何よりの喜びです。普段は裏方でお客様と関わることが無いので、イベントを通してお会いできるのは蜂屋食品で働く魅力です。食べる人の顔を思い浮かべながら、責任感と緊張感を持って、日々仕事に励んでいます。
将来の夢は、自分が考案した餃子をお客様に食べていただくことです。でも私は入社間もないので、できる仕事は多くありません。仕事を覚えて経験を積み、会社の役に立てるようになるのが、夢への第一歩だと思っています。

先輩の声

赤間 勇太さん(宮城県立黒川高等学校 卒)

仕事柄ついついやってしまうこと

餃子を目にすると、気になって食べてしまいます。具材作りに携わっているせいか、食べていて「この餃子は肉より野菜の比率が多いな」などと、中身の想像ができるようになりました。しかも入社する前と後とを比べて、「味が濃い」、「さっぱりしている」など、味覚のバリエーションも増えました。家では、「焼くのも練習、食べるのも練習」と考えながら餃子を焼いています。

赤間さんの1日

8:00朝礼
8:15製造
12:00昼食
13:00新商品のサンプルづくり、出荷作業
17:00清掃
18:00夕礼
18:30退社

取材の感想

菅野 雄哉 菅野 雄哉 東北大学 3年
蜂屋食品の取材が決まり、ホームページを見たり餃子を買って食べたりと、餃子についてあれこれ考えるのは人生で初めてでした。「餃子だけでこんなに記事が書けるんだ」というのが率直な感想です。蜂屋食品の餃子は、無添加、手作り、地元の野菜など、こだわりが詰まっています。工場祭りでは、焼き立てを食べることもできます。皆さんも一度、足を運んではいかがでしょうか。

工藤 弘貴 工藤 弘貴 東北学院大学 3年
蜂屋食品はお客様に喜んでもらうために、一切妥協をしないと感じました。蜂屋社長は、具材に使う野菜にこだわるために野菜ソムリエの資格をとったそうです。その野菜の裁断は、食感をよくするために手作業で行っています。お客様が「また食べたい」と思うのは、細かいところまでこだわった商品だからだと思いました。

熊谷 未来 熊谷 未来 宮城学院女子大学 1年
蜂屋食品さんの餃子は、手間を惜しまないからこそ出る自然な旨味が魅力だと思います。餃子を生産することに加えて、餃子を介していろいろな方々と交流の輪を広げていた事もとても印象的でした。ネット上で販売することで、多くの人に楽しんでもらえる機会を提供する一方、地元塩釜の工場の敷地内での工場祭りや直営販売所による販売で、地域住民の方との交流も大切にしていました。他者との交流を大事にしようと改めて思いました。

  • 学生 氏名 東北大学 3年 菅野 雄哉 蜂屋食品の取材が決まり、ホームページを見たり餃子を買って食べたりと、餃子についてあれこれ考えるのは人生で初めてでした。「餃子だけでこんなに記事が書けるんだ」というのが率直な感想です。蜂屋食品の餃子は、無添加、手作り、地元の野菜など、こだわりが詰まっています。工場祭りでは、焼き立てを食べることもできます。皆さんも一度、足を運んではいかがでしょうか。
  • 工藤 弘貴 東北学院大学 3年 工藤 弘貴 蜂屋食品はお客様に喜んでもらうために、一切妥協をしないと感じました。蜂屋社長は、具材に使う野菜にこだわるために野菜ソムリエの資格をとったそうです。その野菜の裁断は、食感をよくするために手作業で行っています。お客様が「また食べたい」と思うのは、細かいところまでこだわった商品だからだと思いました。
  • 熊谷 未来 宮城学院女子大学 1年 熊谷 未来 蜂屋食品さんの餃子は、手間を惜しまないからこそ出る自然な旨味が魅力だと思います。餃子を生産することに加えて、餃子を介していろいろな方々と交流の輪を広げていた事もとても印象的でした。ネット上で販売することで、多くの人に楽しんでもらえる機会を提供する一方、地元塩釜の工場の敷地内での工場祭りや直営販売所による販売で、地域住民の方との交流も大切にしていました。他者との交流を大事にしようと改めて思いました。