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有限会社 泰光住建
電気・ガス・熱供給・水道業〔仙台市泉区〕

笑顔で繋がるために、世界初のDesign トイレ

有限会社 泰光住建 有限会社 泰光住建
所在地
〒981-3212 仙台市泉区長命ヶ丘1丁目17-3
Tel. 022-378-4543 Fax. 022-378-5194
http://www.taikoujuken.com
代表者
クリエイター兼CEO 赤間 晃治
資本金
300万円
創業設立年
1987年
受賞歴等
2018年 A’designAWARD ブロンズ賞
2018年 仙台ビジネスグランプリ おもてなしセレクション 奨励賞 (追加有)

(2017年8月取材)

赤間 晃治

クリエイター兼CEO
赤間 晃治

トイレデザイン業への挑戦

創業以来長年水道工事を行ってきましたが、東日本大震災をきっかけにトイレのデザインに取り組むことに。復興活動を通してトイレの使い方に疑問を持ち、汚せないトイレを作れないかと思い立ったそうです。そこでどうにかして便器に絵を入れることはできないかと考え、フィルムを貼るという独自の製法にたどり着きました。誰も行ったことのないトイレの装飾事業を広めるために、まずはデザインに対する感度が高い海外へ進出し、逆輸入として日本に持ってこようと考えたそうです。「私たちのような小さな会社の商品でも、受け入れてもらえるのはどこか」と国を探していた際に、国策として世界初や世界一など、世界中の面白いものを集めているドバイに出会い、ここでなら自社の商品を受け入れてもらえると感じ、進出先として決めたそうです。世界中のトイレが変わるきっかけとして、仙台からトイレデザインのチャレンジを続けています。

採用情報
※ 直近の採用人数
2016年 1名
2017年 1名

事業内容 水道工事から装飾まで、幅広い事業展開

主な業務内容は水道管工事、リフォーム、インテリアデザイン、レストルーム空間デザイン、トイレ装飾です。仙台をメーンとして、住宅やアパートの水道工事を設立当初から現在も継続して行っています。またレストルームに限らず、通常の店舗や住宅のリフォームも、お客様からの要望があれば請け負っています。さらに世界初のトイレアート商品、”idea of toilet”(イデア オブ トイレット)を特殊なフィルムを用いることで製造し、販売ルートを開拓中。仙台空港や宮城県図書館などの公共施設にはすでに設置されており、現在は旅館やホテルなどの商業施設を中心に販売しています。現地法人設立に向けて活動を行っている、ドバイでの知名度を上げるために、世界最上位クラスの展示会と呼ばれる、パリのメゾン・エ・オブジェへの出展も決定しています。

将来のビジョン ドバイへの法人設立

まず国内の水道事業は、地元を中心にこれからもずっと続けていきたいです。また実績作りを含めた国内でのチャレンジを、仙台をベースに少しずつ展開しているところです。国内でも”きれいな装飾トイレ”というものを広めて、この街から始まったビジネスであるということを伝えたいと思っています。海外進出では、日本貿易振興機構のジェトロの支援をいただきながら、ドバイに現地法人を設立しようと進めています。しかしドバイには前例が1件もないため、非常にハードルの高い挑戦となっています。いまも現地で最良のパートナーを見つけるために、継続して2、3ヶ月に1回ぐらいドバイに赴き活動しています。いい感触の話が多くきているので、来年ぐらいに何かしら現地での販売活動の開始を計画中です。そういうものを通じて、完全なる海外デビューを図りたいと考えています。

求める人材像 チャレンジを楽しんでくれる人

現在、ドバイに海外事業部の設立に向けたプロジェクトチームの一員となってくれる人を募集しています。
海外事業部は会社としてはまだ成り立っていない状況で、会社が出来上がるまでのロジックを勉強できるのは、他の会社ではできない経験だと思います。
私たちはどこにも販売されていないものを造っていますので、ミスマッチから辛辣な意見を言われたり、商談を繰り返しても結果に結びつかないことも多くあります。市場がない商品を、購入者がどう判断するのかを常に考え挑戦していかなければならないのです。前例のないことをしているので苦労も多いのですが、チャレンジとして楽しんで取り組んでくれる人がいいと思っています。目標を持って挑戦を楽しみとして捉えてくれる人が、当社には必須かなと思います。
当社の魅力としては “資格”を生かせる、支援できる環境が整っていることです。資格には見合った手当をしていて、ある意味能力評価はきっちりやるスタイルです。

求める人材像

チャレンジを楽しんでくれる人

ポイント
  • チャレンジ精神のある人
  • 将来海外で働きたい人
  • 英語やグラフィックデザイナーの資格がある人
WISE記者の企業体験記

一つひとつがハンドメイドの作品

トイレにフィルムをどのように貼っているかについて詳しくお聞きしました。フィルムに印刷できない細かいラメの入ったグリッターの加工や、スワロフスキーをつけるなどの加工も行っています。
作業手順としては、トイレに貼るフィルムをグラフィックデザイナーが形に合わせ、デザインが綺麗に見えるようにミリ単位で加工を施します。
次にトイレに合わせて加工されたデザインをフィルムに印刷し、職人が手作業でフィルムを伸縮させながらトイレに貼っていきます。フィルムは一度貼ってしまうとやり直しがきかないため、高度な技術と丁寧さが必要であり、作業を丸一日かけて行うそうです。
現在は、ベガルタ仙台とコラボレーションして、ユアテックスタジアムにベガルタトイレを導入するための企画を行っている真っ最中との事でした。
初めて装飾をされたトイレを見た時、その綺麗さと、こんなトイレがあるのかと驚きました。デザインが施されたフィルムを大量生産し、トイレに貼って完成という、簡単な作業なのかと想像していました。ですが、トイレの形一つひとつに合わせたデザイン加工から、フィルムを貼る職人技が組み合わさったハンドメイドで作られているため、とても美しいトイレットアートが完成していることが分かりました。実際にトイレットアートを見て、綺麗に使おうという意識が生まれましたので、装飾されたトイレが私たちの暮らしのなかにさらに定着していくと良いなと思います。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

トイレ装飾を手掛けた理由

水道工事をしているので、トイレの取り付けをしており、その時々にトイレもリビングや家具や壁のようにおしゃれにできないかと考えていたそうです。トイレ空間には床や壁、後から取り付ける便座カバーなど、決められた枠の中でセレクトするおしゃれはありますが、それすら汚れてしまうと「気分的な問題が生じる」と赤間社長。単純におもてなしの材料という雰囲気だけで作っても、トイレそのものは変わりません。どこまでいってもトイレでしかないというのを、もう一つ変えたいという思いから、誰も手をつけなかったトイレへの直接の装飾をしたいというきっかけで始まりました。赤間社長が海外志向だったのと、趣味のデザインが転じて現在の業務に変わっていきました。その延長線上に海外仕様のフィルムに出会い、個人的にそれを輸入したのが始まりです。トイレの球体形状に合わせて製作する技術を新たに生み出したことが苦労した点で、トイレ自体が多面球体で、丸や四角など複雑にうねりがある形で時間と労力を要し、フィルム張りだけでも丸一日かかるそうです。3D分析ソフトでトイレに貼ることを計算し、平面展開の状態だとデザイン自体はわかりません。トイレにフィルムを伸ばして張り付けてから初めて、描いてた完成像が仕上がります。生産数は多くはありませんが、デジタル技術が得意な現代的な人材と、昔ながらの職人の両方の雇用を活性し、事業展開を興して進化させたいという社長の心がみえました。

ここが知りたい1

デザイン制作所

先輩の声

社長とのつながりで

藤田 一希

高校時代にここでアルバイトをしていて、業務内容やどんな人が働いているのかも知っていました。普段は水道工事に携わっていて、蛇口の器具やトイレの設置をしています。見てみないとわからない仕事だと思うのですが、現場で穴を掘って配管していることが多いです。この会社のいいところは、意見をとりあげてもらえることと、成果を評価してもらえること。自分にとってやりがいが感じやすいですね。以前は介護職をしていて、職場が多人数で、自分の意見を採用されないことが結構ありました。会社のマニュアルが出来上がっていると、自分の自由が利かないような気がして、やりがいを感じられずにいました。社長とはサッカーを通しての知り合いで、そのことを相談していたら「うちの会社では、一人ひとりしてきたことがダイレクトに繋がる」という話や、自分がやりたいことを採用して事業を進めていけるという話を聞き、そこに魅力を感じて入社させていただきました。仕事を行う上でトラブルが発生した際に、どのように対処するかは大切ですよね。社長は、ミスを責め立てることはなく、次につなげることをしなさいという人です。イエス・ノーがしっかりしている人柄で、仕事上でもサッカーでも私にとっては尊敬する人物です。

先輩の声

藤田一希 課長
東北文化学園専門学校 医療福祉工学科卒

藤田さんのオフショット

毎週のように息子とサッカーをしており、 体を動かし大声を出して、身も心もリフレッシュしています。サッカーを通して礼儀作法、チーム行動の大切さを学びました。仕事をしていく上で私がとても大切だと感じるのがこの二つです。新入社員は初めての職場で不安なことなどがあると思いますが、しっかり挨拶をしようという気持ちや行動が、良い仕事につながります。スポーツのチームと同じように会社もチームです。チームを良くするにはどうすればいいか、それを仕事に置き換えて行動すると、きっと働きやすい会社になります。

●●さんのオフショット

親子でサッカーを楽しむ

藤田さんの1日

7:30出社
8:00出社
8:30現場到着、作業内容・注意事項の確認・体調確認
現場作業開始
10:00休憩
10:30作業開始
12:00昼食
13:00作業開始
15:00休憩
15:30作業開始
17:00作業終了 現場の整理整頓
18:00退社

取材の感想

芦名 麻知 芦名 麻知 宮城学院女子大学 2年
震災を通じてトイレの装飾事業を始めたと聞いてとても驚きました。芸術性の高い便器を製作し、汚せないトイレにするということは、新しい発想だと思いました。始めて製品を見させて頂いたときはただ単に富裕層向けのトイレなのかと思いましたが、この一見派手で面白いデザインのトイレには、「トイレをきれいに使ってほしい」という従業員の皆さんの思いが込められていることに気づけました。

佐藤 佳奈 佐藤 佳奈 宮城学院女子大学 3年
トイレ本体に装飾を施すという発想が、斬新で面白いなと思い取材に行かせてもらいました。お話を伺っていると、震災がきっかけでトイレを変えたいという社長の思いが、今の業務に延長していったようです。泰光住建では、社内全体でステップアップができる環境が整っているのが印象的でした。資格をもっていることが、仕事の延長線上で使えることに魅力を感じました。

大泉 葵 大泉 葵 宮城学院女子大学 3年
レストルームの空間をおしゃれなものにする延長として、トイレを装飾する事業ができたのだと考えていました。ですが、トイレに装飾を施すことで”汚さないようにしよう”という利用者への働きかけを目的としているとうかがい、トイレを綺麗に使おうという意識が生まれました。トイレを装飾する事業をきっかけに環境的、衛生的に良いトイレがさらに世界に広まって欲しいと思います。

  • 学生 氏名 宮城学院女子大学 2年 芦名 麻知 震災を通じてトイレの装飾事業を始めたと聞いてとても驚きました。芸術性の高い便器を製作し、汚せないトイレにするということは、新しい発想だと思いました。始めて製品を見させて頂いたときはただ単に富裕層向けのトイレなのかと思いましたが、この一見派手で面白いデザインのトイレには、「トイレをきれいに使ってほしい」という従業員の皆さんの思いが込められていることに気づけました。
  • 佐藤 佳奈 宮城学院女子大学 3年 佐藤 佳奈 トイレ本体に装飾を施すという発想が、斬新で面白いなと思い取材に行かせてもらいました。お話を伺っていると、震災がきっかけでトイレを変えたいという社長の思いが、今の業務に延長していったようです。泰光住建では、社内全体でステップアップができる環境が整っているのが印象的でした。資格をもっていることが、仕事の延長線上で使えることに魅力を感じました。
  • 大泉 葵 宮城学院女子大学 3年 大泉 葵 レストルームの空間をおしゃれなものにする延長として、トイレを装飾する事業ができたのだと考えていました。ですが、トイレに装飾を施すことで”汚さないようにしよう”という利用者への働きかけを目的としているとうかがい、トイレを綺麗に使おうという意識が生まれました。トイレを装飾する事業をきっかけに環境的、衛生的に良いトイレがさらに世界に広まって欲しいと思います。