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株式会社 ミヤックス
建設業〔仙台市泉区〕

遊具作りを通して、地域コミュニティーのみんなを笑顔に

株式会社 ミヤックス 株式会社 ミヤックス
所在地
〒981-3204 仙台市泉区寺岡1丁目1番地の3
Tel. 022-777-5888 Fax. 022-777-6888
www.miyax.jp
代表者
代表取締役社長 髙橋 文蔵
資本金
2,000万円
創業設立年
1948年
受賞歴等
2001年 ISO9001取得
2002年 ISO140001取得
2005年 仙台市エコニコオフィス認定
2016年 仙台市中学生職場体験活動功労者表彰
2017年 安全運転管理優良事業所・優良管理者表彰

(2017年10月取材)

代表者氏名

取締役 企画開発室長
高橋 蔵人

誠実な姿勢でお客様の信頼を得る

「戦後の日本を教育の面から蘇らせたい」という思いから会社を創業したそうで、創業当初は地球儀、ビーカーなど学校の教材を扱っていましたが、「遊具を作って欲しい」というお客様からの声があり、遊具も扱うようになったそうです。今では遊具事業に力を入れていて、「みやぎの・こどもを・げんきに」するために、株式会社 ミヤックスと地域の方々が公園について話し合う、「公園会議」を主催しているとのことで、遊びを通して子育てを応援しているのです。創業70年という歴史をもつミヤックスでは、これからも遊びと遊具を考え続けていくそうです。「企業が生き残ることはとても難しい時代ですが、重要なのは会社を続けていくこと。そのためには、経営理念にもなっている「誠実」であることが大切」と話してくれました。誠実であることで、お客様の「信頼」を得ることができ、その「信頼」が、会社を長く続けていく秘訣だそうです。

採用情報
※ 直近の採用人数
2015年 2名
2016年 1名
2017年 1名

事業内容 お客様を第一に考え、求められるものを提供

オフィス事業と遊具事業の2つの事業を行っています。オフィス事業は、机、イス、コピー機など、働く空間に関わる全てのものを扱う、「働く場」をつくる事業です。遊具事業は、遊具の販売、点検、修理などを行い、公園や校庭など、子どもたちの「遊び場」をつくる事業です。公園の質を変えることを目指し、事業を展開していいるそうです。最近では、公園を使う機会や地域間のコミュニケーションが減ってきているそうで、多くの人々が公園に集い、賑わうことで、公園をコミュニケーションをとる場として活用して欲しいそうです。そのために必要なことは、それぞれの地域に合った公園をつくること。地域によって暮らす人々は違ってくるため、使う人が求めているものをつくり、地域住民が公園に行くきっかけをつくり出していくそうで、使う人を第一に考え、お客様に求められているものを提供することが大切だと話してくれました。

将来のビジョン 民間主導で作る「理想の公園」を全国へ

私たちは主に遊具を作る会社ですが、これからは「今までにない理想の公園」を作る事業を展開しようと構想しています。公園づくりの現場では、作り手である行政の計画と、利用者である地域住民の理想に差が生じてしまっています。その課題を解決すべく、当社と利用者が公園について話し合う場を設け、集まった意見を元に新しいモデル作りを行っています。具体的には地域コミュニティの中心となる公園を、住民と共に計画して作ろうと考えています。その第一歩として、今年から「MIYAX子育て支援プロジェクト」という取り組みを始めました。将来的には民間主導で作られた公園を、当社から全国へ広めていきたいです。
今年で創業から70年を迎えました。私たちはこれからも利用者に寄り添い、信頼される「長く続く会社」を目指して事業に取り組んでいきます。

求める人材像 心からの笑顔と、遊具に対する熱い思い

スキルやステータスより、笑顔が素敵だったり、誠実だったり、人柄を重要視しています。もちろん資格や、出来ることが多いに越したことはないですが、人柄には勝りません。例えば面接では、履歴書をしっかり埋めようとしているか、心から笑っているかという点を見ます。とても簡単で、当たり前なチェック項目に思えますが、このような点は人柄が見えるわかりやすいポイントです。
また、夢を語れる人に惹かれます。本当に入社したいと、会社に魅せられて就職活動をしている人は、何としても入ろうとします。そういう人は固定概念にとらわれず行動を起こすことができるものです。そんな思いを持っている人を採用したいですね。例えば既卒であっても、入社したい情熱が伝わってくる人とぜひ一緒に働きたいと思います。絶対にこれがしたいという、職に対する熱い思い持っている人がいたら、技術職でも携わらせてしまうかもしれません。それほど、情熱的な人に心打たれてしまうのです。最後に、公園の遊具を作る身としては、やはり遊ぶことが好きな人を採用したいですね。

求める人材像

常に現場と会社を忙しく移動。

ポイント
  • 笑顔が素敵な人
  • 誠実な人
  • 夢を語れる人
  • 情熱を持って仕事できる人
  • 遊ぶことが好きな人
WISE記者の企業体験記

公園を、遊具を作る夢の工場!

私たちは、工場で植木置きづくりを体験させていただきました。工場は本社から車で一時間の栗原市にあります。自然がいっぱいで、裏には畑もありました。案内していただいた高橋さんはここで野菜を育てていて、会社の芋煮会で活躍するときもあるそうです。工場は三棟の建物がU字に配置されており、広々とした開放的な空間。滑り台やシーソーが、パーツごとバラバラに乾かしてあったり、置いてあったり、公園はこんな風に作られていくのだとしみじみと思いました。私は常々、公園は子ども受けするようなかわいいパステルカラーで構成されていると感じていたのですが、実は遊具の色は地域で色が指定されているそうです。例えば太白区は、青が多いそうです。
植木置きづくりは、小さなベンチを作る要領で、まず金属に穴を開けます。穴を開けるのも一筋縄ではいきません。印をつけて真っ直ぐドリルを当てて穴を開け、そのあと摩擦でトゲをなくします。火花が散って迫力満点ですが、直視しすぎると目が焼けてしまうそうです。この摩擦を怠ると、使用者のけがに繋がるので大切な作業です。ちなみに遊具でのけがは、教育委員会や役所の公園課から報告がくるとのこと。それから熱で溶接、色付けして乾かせば接合部は完成です。色付けにもコツがあり、一気に吹きつけるのではなく、軽く何度も吹き付けていくのです。次にベンチ用のプラスチック素材を切り、二段階の摩擦でつるつるにします。組み合わせてねじを締めれば完成。優しく教えていただいて、作業も面白くて、とても楽しい時間でした。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

ミヤックスと盲導犬

社屋の玄関にあった、「公益財団法人日本盲導犬協会」のパンフレットが目を引きました。話を聞かせてくれた企画開発室長の高橋蔵人さんに、ミヤックスと盲導犬の繋がりについて聞いてみました。
ミヤックスに関係のある30社の企業と、震災を機に立ち上げた「山桜会」という協力会があります。中小企業1社ではなかなかできない社会貢献も、30社集まることで達成できることがあります。盲導犬協会への支援は、社員の父親が「仙台訓練センター」の所長を務めていたことから始まりました。盲導犬育成には費用がかかります。その寄付を集めるため、イベントなどを企画しています。また、東日本大震災による孤児支援活動に取り組む「認定特定非営利活動法人 J.E.T.O.みやぎ」への支援にも取り組んでいます。

ここが知りたい1

支援している「盲導犬協会」の盲導犬

みんなで作ろう!「未来の公園」

今までにない、新しい公園をつくりたい。そう考えるミヤックスは、「MIYAX子育て支援プロジェクト」に取り組んでいます。
その中で注目したのは今年から始められた「公園会議」という試み。お茶やお菓子を囲みながら、子育てをするお母さん達と「公園」をテーマに話し合います。「カフェが近くにあると行きやすい」、「大人も楽しめるといい」など出る意見はさまざま。和気あいあいとした雰囲気だからこそ出てくる本音を聞きながら、全員で未来の公園を思い描きます。
他にも公園を使ったイベント「公園フェス」や、子育ての情報を発信するアプリ開発なども構想中。これから身近な公園が、さらに“ワクワクする場所”へと変わっていきます。

ここが知りたい2

「公園会議」の様子

先輩の声

学生時代に学んだことをフル活用して仕事をしています

松倉 大輔 生産事業部

技術職で採用され、今年で入社から5年目になります。遊具点検や施工管理などが主な仕事です。現場での仕事は忙しいですが、公園を使う子どもたちから、「ありがとう」と直接声をかけてもらえることがとても嬉しいですね。次第に大きな仕事や、会社を代表して取材対応などを任されるようになり、やりがいを強く感じています。
ミヤックスは在籍していた学校の先生から紹介されたことがきっかけで知りました。その後会社説明会とインターンシップに参加し、採用試験を受けて入社しました。学生時代は工業技術などを専門に学んでいたため、生かせる仕事に就けたことに喜びを感じています。
もし技術職で就職先を探しているのであれば、資格をできるだけ多く取得しておくのが良いと思います。私も学生時代に、重機操作や溶接など複数の資格を取りました。資格はいわば「ものさし」です。企業側も客観的に評価してくれますし、自分の特技が仕事に生かせるかを推し量ることができます。
また、実際に働いている人と話をすることや、インターンシップなどを通して実際に体験することも大事だと思います。これは技術職に限らず、どの職業にも当てはまります。しっかり自分の目で見て確かめましょう。きっと、何年も続けられる理想の仕事を見つけることができると思います。

先輩の声

松倉 大輔さん
生産事業部 工事課(東北職業能力開発大学校 生産技術科 卒)

松倉さんのオフショット

仕事が休みの日は、二人の子どもと一緒に過ごしています。最近、下の子が一ヶ月を迎えました。成長は早いもので、些細なことから実感しますね。もちろん休日の過ごし方は子ども中心にはなりますが、私にとって何よりも幸せな時間です。写真は子どもを連れて、外に出た時に撮ったものです。少しずつですが一緒に外出できるようになり、楽しみを共有できる時間も増えました。
子どもが成長して、公園へと連れていけるようになったら、自分の手掛けた公園で一緒に遊びたいです。その日が来ることを心待ちにしています。

●●さんのオフショット

子どもと遊んでいる時間が、至福の時間

松倉さんの1日

7:10出社
8:00現場での作業(遊具点検、施工管理)
12:00昼休み
13:00現場での作業(遊具点検、施工管理)
16:00作業終了、帰社して書類作成
18:00帰宅

取材の感想

市川 文章 市川 文章 東北学院大学 4年
取材からの帰り道、ふと近所の公園に足を運んでみました。「今の遊具には改善の余地がたくさんある。もっと楽しい公園をつくりたい」ブランコに揺られていると、取材で聞いた話が次々と蘇ってきました。いつの間にか私は、自分が思う理想の公園について考えるようになりました。働く社員の方それぞれが抱く熱い思いに触れ、心揺さぶられた取材でした。

菅野 綾香 菅野 綾香 東北福祉大学 3年
本当に楽しい取材でした。社員の皆さんがとても優しくフレンドリーで、人柄を見ているということがひしひしと伝わってきました。昔から外で遊ぶ子どもだったので、公園の遊具を作る会社を見てみたいと思い参加させていただいた取材でしたが、公園の在り方、未来について考えるきっかけになりました。公園がこれからもずっと続いていくように、私も自分なりに答えをみつけたいと思います。お忙しい中、お時間本当にありがとうございました。

菅野 理香子 菅野 理香子 東北福祉大学 3年
街を見渡すとたくさんの公園があります。何気なく利用してきた公園ですが、その裏側では安全に利用できるように、遊具の点検や修理を行っていることを知ることができました。「すべての商品が自慢」とお話しする姿から、自信をもって遊具をつくっているのだと感じました。地域に合った公園、そして、使う人を第一に考えた遊具をつくることで、これからもたくさんの人を笑顔にしていくのではないかとわくわくする取材でした。

  • 市川 文章 東北学院大学 4年 市川 文章 取材からの帰り道、ふと近所の公園に足を運んでみました。「今の遊具には改善の余地がたくさんある。もっと楽しい公園をつくりたい」ブランコに揺られていると、取材で聞いた話が次々と蘇ってきました。いつの間にか私は、自分が思う理想の公園について考えるようになりました。働く社員の方それぞれが抱く熱い思いに触れ、心揺さぶられた取材でした。
  • 菅野 綾香 東北福祉大学 3年 菅野 綾香 本当に楽しい取材でした。社員の皆さんがとても優しくフレンドリーで、人柄を見ているということがひしひしと伝わってきました。昔から外で遊ぶ子どもだったので、公園の遊具を作る会社を見てみたいと思い参加させていただいた取材でしたが、公園の在り方、未来について考えるきっかけになりました。公園がこれからもずっと続いていくように、私も自分なりに答えをみつけたいと思います。お忙しい中、お時間本当にありがとうございました。
  • 菅野 理香子 東北福祉大学 3年 菅野 理香子 街を見渡すとたくさんの公園があります。何気なく利用してきた公園ですが、その裏側では安全に利用できるように、遊具の点検や修理を行っていることを知ることができました。「すべての商品が自慢」とお話しする姿から、自信をもって遊具をつくっているのだと感じました。地域に合った公園、そして、使う人を第一に考えた遊具をつくることで、これからもたくさんの人を笑顔にしていくのではないかとわくわくする取材でした。