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仙台中央青果卸売 株式会社
卸売業、小売業〔仙台市若林区〕

青果と情報を送受し、食生活に安心をもたらす

仙台中央青果卸売 株式会社 仙台中央青果卸売 株式会社
所在地
〒984-0015 仙台市若林区卸町4-3-1
Tel. 022-232-8511 Fax. 022-239-5747
http://www.senjirushi.com
代表者
代表取締役社長 安藤 堅太郎
資本金
1億円
創業設立年
1961年

(2016年11月取材)

安藤 堅太郎

代表取締役社長
安藤 堅太郎

業務内容 卸売市場を拠点に、青果物のネットワークを構築

青果物の卸売が主な業務です。生産者や農協、輸入元から仙台市中央卸売市場に集められる品物を、八百屋やスーパーなどの小売店、または小売店との仲介を行う仲卸業者に販売する企業です。納品を行うエリアは宮城県内を中心に、東北全域だそうです。国内の青果物は、約六割が市場を経由して消費者の手に渡ります。消費者の目線で何が必要とされているか判断し、提供するためにニーズを生産者へ伝達することで、需給の調整を行います。生産者と消費者の相互を結ぶことで、青果物のネットワークを構築し、安定した集荷と供給を支えているのです。卸売市場を拠点に、品物の情報の確かな発信源としても、安心を届ける役割を担っています。現在七つの部署の社員で連携をとりながら、円滑な流通のために日夜業務にあたっているのです。

将来のビジョン 生産者との強いつながりで 地元のために

東北一の規模を誇る仙台市中央卸売市場に会社を構え、創業から50年あまり。流通や農業をとりまく環境は変わり続けています。市場の取扱量の変動や温暖化、TPPの問題など、近年厳しい状況におかれる日本の農業や生産者。「卸売業として販売面からサポートできるよう、これからも努力を続けていきたい」と安藤社長は語ります。変わらぬ使命は、流通を円滑に進め安定供給を心掛けること。輸送コストなどの問題を乗り越え、遠隔地からも青果物を集荷する役目はもちろん、特に大切にしたいのは東北、県内産の品物や地元の生産者です。販売エリアを拡大させている東京などの大市場との競合に打ち勝つことを考え、会社が永続していくための基礎固めを行うそうです。

こんな人材を求めています 社会と繋がる環境で、自らよく学ぶ人

自分が置かれている環境の、良い部分を吸収できる人材を求めています。アルバイト経験などを通じて、社会との繋がりを持ったことがある学生は心強いですね。働く社会人の姿や職場環境の一面を目の当たりにできるでしょう。誰に対しても丁寧な挨拶ができ、きちんとしたコミュニケーションがとれる社会人を見ることもあれば、アルバイトの学生を相手に、仕事上の不満をこぼしたり、時と場所に応じた態度がとれなかったりする社会人に出会うこともあるかもしれません。学生目線でいいので、プラスな部分あるいはマイナスな部分を見て、人や環境から適切に学びとって判断し、自分が社会人になったときに、よりよく生かしていこうと努める姿勢が大事だと思います。その姿勢には、マニュアルがあるわけではありません。話す言葉の端々や話を聞く態度に表われ、仕事への使命感や誠実さとなってにじみ出るものです。当社の使命である青果物の安定供給のためには、多くの取引相手との信頼関係が重要です。常に勉強しコミュニケーションをとりながら、問題を解決しようと努力することが求められます。人との繋がりの中で、食生活を支える役割に働きがいを感じられる人を待っています。

先輩の声

人々の暮らしに直結する公的なはたらきに、卸売の魅力があります

門田 巧 管理部取締役

管理部で社員の福利厚生や採用、会社の運営に関わる多くの業務を担当しています。現在「物を売る」ことに直接は携わっていませんが、果実を取り扱う部署で営業を行った経験もあります。当社の業務は、青果物が適正な価格で市場に行き渡るように調整する、公的な働きを兼ね備えていますので、人々の生活に直結しているのです。企業利益を求めるだけではない側面が、他の企業にない魅力だと思っています。大学時代は法律を専門に学び、さまざまなアルバイトにも取り組んで、充実していました。学生の皆さんには、本分である勉強をおろそかにしない程度に、進みたい業界の勉強をしておいてほしいです。できるだけ事前の準備をしておけば、社会人になってから会社とのミスマッチを感じるようなことは防げるはずです。

先輩の声

門田 巧さん 管理部取締役

社員による社長紹介

硬くない場面の会話から、信頼への第一歩

関川 崇 営業推進部

営業推進部でスーパーなどの量販店との取引を主に担当しています。販売促進のために店舗に出向くこともあります。採用時は社長から直々に「お酒は飲めるかい」と問われたことが印象深いですね。私たちの仕事は、品物を介して人と人とを繋ぐこと。会議の場などの業務中に限らず、宴の席などでもビジネスパートナーとなる生産者の方々と、より密な話ができるかを見ようと、ユニークな質問を投げかけたのかもしれません。社長は午前7時前、事務所や売場で私たちに声をかけてくれます。若手社員の意見に耳を傾けたり、時にはプライベートな話題を持ちかけてくれたりする気さくな人柄です。互いの立場の垣根を越え、話しやすい雰囲気の中で築く信頼関係を大事にする方だと思います。

社員による社長紹介

取引の最前線で働いている関川さん

ランチ

充実している卸売市場内の飲食店

関川 崇 営業推進部

毎朝5時の始業に間に合うよう出勤しています。お昼は日によって食事や休憩のタイミングが異なりますが、その日の売買結果の処理など、時間内に終えなくてはならない業務の合間にとります。卸売市場の敷地周辺は飲食店が少ないので、店が立ち並ぶ場内のエリアでよく昼食をとります。寿司屋、ラーメン店、定食を扱う店など充実しています。この日も食堂で焼肉定食を食べました。飲食店のほかにも、売店や理髪店があって便利です。

ランチ

ある日のランチは、ボリューム感のある定食

この記事を書いた学生記者

卸売市場は週に1度の休日以外、人々が寝静まる夜から明け方も品物の入荷に合わせて動き続けます。今回私が伺った仙台中央青果卸売では、毎朝5時から始業します。取材を行った午前7時、せりで値がついた品物が瞬く間に売られていきました。段ボールや売上票を片手に交わされるコミュニケーションの一つひとつが、私たちの消費生活、食生活に繋がっているんですね。営業担当の方をはじめ、情報交換で日頃から互いの信頼を築き、安定して品物を届けるために心を砕いていることが分かりました。当たり前に食べられている野菜と果物。卸売で人の手から手へ渡り、食や物流にかかわる人の苦難や喜びが込められていることをこの取材から感じました。消費者の目線を大事に働く人の思いを、野菜のおいしさと一緒に噛みしめたいと思います。(氏家 由希子)