WISE:Work-style Information by Student's Eye

新プロジェクト「WISE」始動!
学生による学生のための
地域企業情報誌&WEBサイトを作ろう!

株式会社 ナナイロ
情報通信業〔仙台市青葉区〕

確かなIT技術で、幅広く社会に貢献する

株式会社 ナナイロ 株式会社 ナナイロ
所在地
〒980-0014 仙台市青葉区本町2-6-35 第七広瀬ビル
Tel. 022-200-9006 Fax. 022-721-3503
nanairo-inc.jp
代表者
代表取締役社長 中嶋 竜大
資本金
2,000万円
創業設立年
2005年(2016年10月 合併・社名変更)
受賞歴
2015年 2015年度グッドデザイン賞受賞
2015年 The Wonder 500認定
2015年 第二回新東北みやげコンテスト 生活文化部門優秀賞受賞

(2016年8月取材)

中嶋 竜大

代表取締役社長
中嶋 竜大

業務内容 幅広い事業で、地域への貢献を

ソフトウエア開発が主な業務です。受託開発でさまざまなシステムの開発を手がけています。首都圏企業の案件も多く扱っており、仕事の地理的制約が少ないのはIT企業ならではといえます。「高いスキルを持った開発者の存在が会社の強み」と語る中嶋社長。社独自のネットショップも運営しており、地域の伝統工芸品を含むクラフト商品を扱っています。仙台市の依頼がきっかけとなって生まれた「こよみこけしシリーズ」は、企画から携わったそうです。伝統の継承のために、魅力発掘と商品のPRで貢献を目指しています。他にも人材不足といわれるIT業界の採用活動支援や、医療におけるITシステム導入支援、ペット事業なども手がけ、事業の幅広さが会社の特徴です。社会的なニーズのある事業を通して地域への貢献を、という中嶋社長の信念が表われています。

将来のビジョン 柔軟にチャレンジを続けながら、柱となる事業を見出し育てる

システムエンジニアやプログラマーに、幅広い活躍の場を設けたいという思いから、多業種に柔軟に取り組んできたという中嶋社長。それを可能にしているのが、社内ベンチャー制度です。意欲ある人材が、やりたいことに手を挙げ、自ら事業をひっぱっていく。会社としてその事業をバックアップし、個々の社員のスキルが生かされることが狙いです。首都圏企業とのECサイトシステム開発事業も社員の意思で始まり、事業部が立ち上がりました。事業部別の採算制度も特徴の一つで、これにより事業ごとの収益が明確になり、見通しが立てやすくなるそうです。一方で事業を幅広く手がけていると、リソースが分散してしまうデメリットもあるといいます。幅広い事業にチャレンジしながら、今後は「ソフトウエア開発と並ぶ会社の柱となる事業を育てていきたい」と語ってくれました。

こんな人材を求めています 自ら学び、お客様のニーズを感じ取れる人

まず欠かせないのが、自ら学ぶことができる人であることです。IT技術は日進月歩で、常に新しいトレンドやノウハウを学ぶ必要があります。自ら学ぶ姿勢を持つ人でないと、開発者としては大成しませんし、何より仕事が苦痛なものになってしまうでしょう。選考の際は、自発的に学び、吸収しようとする姿勢を持っているかを重視しています。そしてソフトウエアの開発やウェブサイトの構築といった仕事は、一人だけでできるものではありません。報告・連絡・相談をしっかり行える、仲間とのコミュニケーションが図れることも必要な力の一つです。ただ、仲間に遠慮して結果的にサービスの質が下がってしまうようでは元も子もありません。お客様のニーズを誠実にキャッチし、よりよいサービスのために努力する姿勢が大切だと思います。
学生の皆さんはぜひ、今しかできないことに挑戦してみてください。例えば資格をとることや語学を学ぶことなど。社会人になれば、自分の時間は限られてしまいます。私も、ストレスや不安を抱えながらの海外での生活が、巡り巡って現在の自分の財産になっていると感じます。さまざまなことに興味を持ち挑戦してみることは、人として成長する経験を与えてくれます。

先輩の声

作ったものが狙いどおり動いた瞬間、プログラミングの面白さを感じます

阿部 義也(東北学院大学 工学部 卒) ECソリューション事業部

ECソリューション事業部で、プログラマーをしています。業務はネットショップの根幹となるシステム開発です。プログラミングの面白さは、自分で作ったものが自分の狙いどおり稼働した瞬間にあります。時には思ったようにいかないこともあり、問題点はどこか、粘り強く考えていきます。小さな綴りのミスなど、細かい部分を検討する忍耐力は必要かもしれません。失敗を積み重ねることで「前にもあったぞ」と気付けるようになり、自分の成長を感じることも増えてきました。
私は情報系の学科出身ですが、もともと民間就職を考えていなかったので、知識が足りないのではと不安でした。しかし今思うのは、まず取り組んでみるのが大事ということです。先輩方もサポートしてくれますし、自分で勉強しながら、対処できています。働くことに不安を持つ人もいるかもしれませんが、一歩踏み出してみると何とかなるものですよ。

阿部 義也 ECソリューション事業部

阿部 義也
ECソリューション事業部

社員による社長紹介

社長が自ら商品セレクトをおこなうことも

小野寺 未矩 ECソリューション事業部

ECソリューション事業部で、社のネットショップの運営をしています。採用時には社長と一対一で話しました。社長だからといって威圧的な雰囲気は全くなく、穏やかな物腰で話を聞いてくれました。元はソフトウエア開発をするつもりで入社しましたが、研修で適性に不安を感じ、社長や上司と話し合いました。希望を考慮してもらう形で、現在は主にネットショップ運営とウェブサイト構築に携わっています。
IT企業は、静かなフロアで社員全員がパソコンに向かうというイメージでしたが、この会社ではオフィスの一角にショールームがあったり、パソコンをたたく隣で商品の梱包作業をしていたりします。ネットショップの商品は社長も選ぶことがあります。美術大学出身ならではの審美眼で、「いいもの」を売るという社長の信念を感じます。

小野寺 未矩 ECソリューション事業部

小野寺 未矩
ECソリューション事業部

ランチ

祖母のこだわり弁当でひと息

小野寺 未矩 ECソリューション事業部

ネットショップで扱う商品の写真撮影や、紹介欄作成をしていますが、難しさもあります。商品のどこを伝えればお客様に響くのか、簡単ではありませんが、お客様から「買ってよかった」と反応がもらえたときはとても嬉しいです。
私の昼食は、毎日祖母が作ってくれるお弁当です。高校時代から作ってもらっています。家で育てているブルーベリーなど果物が必ず入っていて、冷凍食品などは出来るだけ使わずいつも手をかけて作ってくれます。

小野寺 未矩 ECソリューション事業部

小野寺 未矩
ECソリューション事業部

この記事を書いた学生記者

中嶋社長は取材の中で、若い頃の失敗は財産になる、という言葉を伝えてくれました。「不安を抱えて過ごした日々が今、人間としての財産になっている」と、ご自身の経験を交えながら話してくださいました。また、中嶋社長は美大で学ばれていたそうですが、美術の勉強はビジネスとは一見関係がないように思えます。しかしデッサンで鍛えられた、対象をじっくり観察して本質を見る力は、ビジネスにおいても生きているそうです。
進路の悩みや、今取り組んでいることが役に立つのかなど、ネガティブな気持ちを抱えることは学生時代誰もが経験するのではないかと思います。私の大学生活もそうした経験の連続でした。しかし今回お話を聞いて、どんなことも無駄ではないと改めて思えました。社会人になっても悩むことを恐れずに、さまざまな経験を重ねていきたいです。(三好 桃子)