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株式会社 ジャムコエアロマニュファクチャリング
製造業〔名取市〕

製造している航空機部品は、世界の空を飛んでいます

株式会社 ジャムコエアロマニュファクチャリング 株式会社 ジャムコエアロマニュファクチャリング
所在地
〒981-1251 名取市愛島台7-101-36
Tel. 022-784-1570 Fax. 022-784-1575
代表者
代表取締役社長 浅利 和美
資本金
1億円
創業設立年
2013年
受賞歴
2016年 プレミアムパフォーマンスアワード受賞
(ドイツ Premium AEROTEC GmbH社)

(2016年10月取材)

浅利 和美

代表取締役社長
浅利 和美

業務内容 航空機の構造部材とエンジン部品の製造

株式会社ジャムコエアロマニュファクチャリングでは、主に航空機の炭素繊維構造部材とエンジン部品の二つの部品の製造を行っています。炭素繊維構造部材は、主に垂直尾翼や床下構造部材に使用されるものですが、独自に開発した製法を用いることで短時間、低コストで部材を造ることができるのが特徴です。製造された部材は、ヨーロッパで活躍するエアバス機の垂直尾翼や、世界初の2階建て超大型機の2階床構造部材として採用されています。エンジン部品では、シュラウドやエンジン用配管、クーリングマニホールドといった部品の製造を行っています。それらの部品は、高温高圧の環境下に長時間さらされるため、特殊な合金でできています。その製造には極めて高い技術力を要し、溶接、ロー付け、熱処理、放電加工、レーザー加工および非破壊検査といった特殊工程技術と複雑な機械加工が欠かせません。

将来のビジョン 一人立ちしてほしい

将来のビジョンとして、「一人立ちしてほしい」と話す浅利社長。「当社は設立してまだ4年と非常に若く、工場で働く従業員も若い人財が多くいます。こうした従業員をマネジメントしているのは親会社からの出向社員です。それだけに、地元で採用した人財に、早く一人立ちをしてほしい」と願っています。
また、取引をするお客様はアメリカやヨーロッパといった海外の企業が多いので、近い将来には海外出張をしてお客様と直接コミュニケーションを図れるようになってほしいと期待を寄せていました。そこで必要とされるのが、英語のスキルです。現在は浅利社長自ら教育しており、グローバル人財の育成にも力をいれています。

こんな人材を求めています 当たって砕けられるような人

求めているのは、何事も恐れずに実行する人財です。いろいろと考えることも大切ですが、50~60%の確信があるのならば実行する。そんな人財を求めています。当然、上手くいくときもあれば、いかないときもあります。上手くいったらしっかりとうまくいった要因を探り、自分の中に受け止めることです。上手くいかなかったらいかなかったで、その原因を考えて、次は失敗を繰り返さないように学習すればいいのです。ある意味「当たって砕けろ」の精神で取り組むには、ほんの少しの勇気が必要ですが、より良い自分になれると思います。しかしそれと正反対の人は、失敗はしませんが改善もできません。人は考えて実践し、成功や失敗をすることで次の行動の指針を見つけるのです。失敗すればそれを糧として、繰り返さずに別の対策を取ります。企業は常に競争の中にあるのですから、何も行動せずに現状維持を続けることは、明日の敗者だと思っています。だから、恐れずに進んでほしいですし、失敗をしてもいいから前向きな人を望んでいます。

先輩の声

個人個人が伸び伸びと仕事ができる

渡邊 亮(仙台高等専門学校 生産システムデザイン工学専攻 卒) 技術課

私は、もともと工業系の学校に通い、将来はエンジニアになろうと思っていました。就職活動の際、友人から「近くに航空関連の会社ができたらしいぞ」という話を聞いて、興味を持ったことが入社のきっかけです。実際に会社説明会に参加し、仕事の内容が面白そうだと感じました。加えて、東日本大震災で被災したことから、地元で働いて宮城県がどのように変わっていくのかを見ていたいという思いもあり入社を決意しました。
技術課の仕事は、主に製品の製造方法や生産を安定させるための方法を考えることです。また、製造にトラブルが生じた際に原因を調査し対策を施すことも我々の重要な役目です。職場の雰囲気は、個人が伸び伸びと仕事をしている感じです。現場の人と連携して仕事を行いますが、個人での作業が多く、スケジュール管理や仕事量の配分もある程度は自分で行えますので、リラックスして仕事ができます。先輩方や上司の皆さんにも意見を言いやすい環境なので風通しのいい職場でもあります。

先輩の声

渡邊 亮さん 技術課

社員による社長紹介

博識で柔和

東海林 千帆 技術課

社長は、とても博識な方だというのが私の第一印象です。日本に限らず世界各国に足を運ばれた時のお話が面白く、仕事に関することだけでなく世界中のさまざまなことをご存じだ、と思ったことを覚えています。
社長とのエピソードとしては、製品にトラブルが生じ、その原因を突き止めなければならなかったときに、自ら意見を出してくださり、使用している材料に手を加えて製造を試みたことがあります。その時、「成形中に面白い現象が起こるから見てみるといいよ」と柔和に教えてくださり、一緒にその現象を注視して勉強させてもらいました。このように共に悩み、行動しながら心を込めてご指導いただける優しい社長です。

社員による社長紹介

東海林 千帆さん 技術課

ランチ

本日のランチ:母の手作り弁当

東海林 千帆 技術課

私のランチは、母が作ってくれるお弁当が多いです。工場が山の上にあり、周囲には外食できるお店もないので、社員の大半は弁当を持参してます。私もその1人で、母には学生時代からお弁当を作ってもらっています。メニューはいつもさまざまですが、決まって卵焼きとプチトマトが入っています。お弁当のふたを開ける時、好きなおかずが入っているといいなと思いながら、毎日楽しみにしています。

ランチ

東海林さんの愛母弁当

この記事を書いた学生記者

製造している部品は海外に渡る部品で、取引も海外の企業と行っていると聞き驚きました。海外の企業と取引するということは、英語力が必要になってきます。渡邊さんは「先輩方は日頃から英語で会議や電話などを行っていますし、海外のお客様が頻繁にいらっしゃるので、入社してみてあらためて世界を相手にしている会社だと痛感させられた」と話していました。その英語力を磨くため、浅利社長は、火曜と木曜に分けて社員さんたちに英語を教えているそうです。また、設立して4年目とのことで、これからますます成長していきそうな会社という印象がありました。工場見学もさせていただいたのですが、働いている方も若い人が多くフレッシュな印象でした。これからの飛躍をとても楽しみにしています。(山田 峻一)