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株式会社 鷹泉閣岩松旅館
宿泊業、飲食サービス業〔仙台市青葉区〕

佳き日本を体感するおもてなしの宿

株式会社 鷹泉閣岩松旅館 株式会社 鷹泉閣岩松旅館
所在地
〒989-3431 仙台市青葉区作並字元木16
Tel. 022-395-2201 Fax. 022-395-2020
http://www.iwamatu-ryokan.com/
代表者
代表取締役社長 岩松 廣行
資本金
1,500万円
創業設立年
1796年
受賞歴
2016年 第41回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選 施設部門 入賞

(2016年9月取材)

岩松 廣行

代表取締役社長
岩松 廣行

業務内容 他社に負けない旅行プラン

岩松旅館の館内での仕事は、サービス業のすべてが集約されており、どの部署でもおもてなしの心を大切に業務を行っています。
岩松旅館では、岩手・宮城内陸地震と東日本大震災の風評被害から利用客が減少し、その影響は「現在も続いている」そうです。そのため、安心・安全を第一に、放射線測定器による館内の放射線量の計測はもちろん、仕入れ先にも気を配り、食品の安全性をチェックしたりするなどの対策を行っています。
また、赤ちゃんのオムツやミルクを旅館側で準備する「赤ちゃんプラン」や、「女性一人旅プラン」など、さまざまなプランを充実させているのも特徴です。なかでも乳がん患者がのびのびと温泉に入れるようにと、乳がん患者貸し切りの「ピンクリボンプラン」は、年2回設けられており、他の旅館では行われていない特別なプランです。

将来のビジョン 湯治文化、再び

「心と身体の健康を応援したい」と岩松社長。高齢社会を迎えた日本では、介護の必要な老人を抱えた家族が大勢います。そこで、「治療と温泉」をテーマに、日本古来の伝統である、湯治文化のリバイバルを目指しています。湯治とは、温泉地で療養することで病気の治療を行う文化のことです。最近では手術後のリハビリにおいて、温泉が効果的であると医学的にも関心を集めています。岩松旅館の温泉は100%源泉。弱アルカリ性で、万病に効能があるとのこと。「温泉を通して多くの日本人を幸せにしていきたい」そうです。
また、2年前から秋保温泉旅館組合および定義地区ならびに根白石地区と連携して、トレイルランニングを開催しています。日本全国からの参加者に、仙台西部地区ならびに宮城の温泉の良さを知ってもらうことが目的です。将来的には、宮城県内の他の温泉地と協力して大規模なイベントを行うのが目標だそうです。

こんな人材を求めています 仕事はもちろん、自然の趣を楽しめる人を待っています

仕事を楽しむことができる人を求めています。お客様とのかかわり合いを楽しむことは、旅館業に求められる資質です。旅館には毎日さまざまな性格のお客様が宿泊します。宿泊にご満足いただけるように、一人ひとりに合わせた柔軟な対応が求められるのです。時にはお客様からクレームをいただくこともありますが、その指摘をマイナスに考え落ち込むのではなく、プラス思考で捉えて、建設的な意見として受け止めることも大切です。
また、旅館の窓から見える豊かな自然を楽しめる人がいいですね。青々とした緑の葉が、秋になるにつれて赤くなり散ってゆく。そうした季節の移ろいや、日々刻々と変わる気候の情緒、自然の微細な変化を眺め、感動できる感性を持っている人を待っています。
企業としては、今後は社内の機械化を進めていきたいと思っていますが、接客業にとって欠かせない気配り・目配り・心配りは人間にしかできません。普通なら見過ごしてしまうような問題点にも敏感に気づき、解決に向けた企画や提案をすることができ、加えてその仕事を楽しみながら進めていける人を募集しています。

先輩の声

人との支え合いに助けられています

高橋 ちさと(山形県立酒田光陵高等学校卒) 営業部フロント課

入社3年目でフロント業務を行っています。お客様のチェックアウトを済ませ、お見送りをすることから一日の仕事が始まります。館内の掃除や受付の仕事、宴会の準備など、行わなければならない仕事はたくさんあります。苦しいときもありますが、やはり人との支え合いに助けられています。従業員同士、一致団結して仕事をしたあとは達成感を感じますし、「ありがとう、頑張ってね」とお客様に声をかけてもらったり、顔を覚えてもらえた時なども、仕事のやりがいを感じられる瞬間です。
学生時代にパソコンの勉強をしたり、人と話したりした経験が今の仕事に生きています。仕事は退屈に思っていては続きません。アルバイトをするにしても自分なりにやりがいを見つけて、楽しんで取り組んでほしいですね。

高橋 ちさとさん。営業部フロント課

高橋 ちさとさん。営業部フロント課

社員による社長紹介

優秀でユニークな人

菱沼 文男 常務取締役

社長とは11年間仕事をしております。優秀で頭の回転が速く、リーマンショックや地震などの非常事態にも、早急に的確な判断を下すなど、力を発揮してきました。私が調理長としてここに呼ばれたとき、調理場の大改革を自由に任せてくれました。宿泊業とは違う業界を経験してきた方なので、ユニークな観点から物事を見ることができる方です。
また、設備などのハード面だけでなく、ソフト面でもよく考えている方です。一般的に旅館の調理場といえば男性社員ばかりですが、当館では女性も多く働いており、女性ならではの感性を重視しています。さらに、社員の教育にも力を入れていて、仙台市内や関東圏などで開催される試食会や勉強会などに、規模の大小を問わず積極的に参加させて頂いております。

菱沼 文男さん。常務取締役

菱沼 文男さん。常務取締役

ランチ

楽しい昼食

高橋 ちさと 営業部フロント課

昼食は社員食堂を利用しています。12:00~14:00の間、休憩に入った順にそれぞれ食事をします。メニューは日替わりになっていて、特にそばやカレーが好きです。食事は部署に関係なく一緒に食べるので、他の部署の人ともコミュニケーションを図れる場になっています。テレビ番組の話など、仕事以外の話で盛り上がることが多いですね。

カレー定食

カレー定食

この記事を書いた学生記者

宿泊業界に新たな風を吹き込み、さまざまな改革に取り組んできた岩松社長。220年以上続くこの旅館は、数年前から第二創成期を迎えているといいます。社長は今の会社で働く前にホームセンターや飲食店を立ち上げ、経営した経験から、それまでの宿泊業界の固定観念にとらわれない独自の視点で大胆な改革をしてきたそうです。「いいものはいい、悪いものは悪い」。最新設備を取り入れたり、悪しき風習を断ち切ったり、どんどん変貌を遂げた岩松旅館の話を聞いて、これからも進化を続けていく勢いを感じました。
また取材を通して、仕事を楽しむことも重要だと教えていただきました。これは社長はじめ社員の方々も強調していました。やはり、仕事は楽しくないと続きません。問題に直面してもプラス思考で行動できる人間に私もなりたいと思いました。(三浦 規義)