WISE:Work-style Information by Student's Eye

新プロジェクト「WISE」始動!
学生による学生のための
地域企業情報誌&WEBサイトを作ろう!

株式会社 いたがき
卸売業、小売業〔仙台市宮城野区〕

新鮮でおいしいくだものと野菜で食卓を笑顔に

株式会社 いたがき 株式会社 いたがき
所在地
〒983-0862 仙台市宮城野区二十人町300-1
Tel. 022-291-1221 Fax. 022-257-0655
http://www.itagaki-jp.com/
代表者
代表取締役社長 板垣 金太郎
資本金
1,000万円
創業設立年
1897年

(2016年9月取材)

板垣 金太郎

代表取締役社長
板垣 金太郎

業務内容 「全国のいいものをお客様に」社員一丸「いたがき」ブランド

果物と野菜の販売を手掛ける「いたがき」。仙台市の中央卸売市場をはじめ、東京の大田、築地の市場や独自に契約を結ぶ農家など、全国から届く新鮮で味のよい品物を食卓に届けています。また、旬の果物を使ったケーキやタルトなどの洋菓子やジュース、野菜本来の味を生かした温野菜やピクルスも人気商品の一つです。洋菓子や温野菜は、店舗ごとにオリジナルの商品を楽しむことができます。
「いいもの、魅力のあるものをお客様に届けたい」。仙台市内に17店舗を展開する「いたがき」は、この思いに応えるため、店舗を利用するお客様を第一に考えた品ぞろえを心掛けています。また、店舗で働く社員も、品物の情報を調べたり試食して味を確かめたりすることで、品質が高くて人気がある洋菓子づくりやお客様のニーズにあった商品選びを助ける接客を行っています。

将来のビジョン 創業以来変えない思い、創業以来いつも新たに

明治30年の創業以来、専門店として「いいものを届けたい」という、量販店と一線を画す姿勢に変わりはありません。そこで社長が大切にしているのが農家とのかかわり。農業人口が減っている現在、産地を育てて後継者の育成を助けられるよう、農家の生活を第一に考えた価格での仕入れを心掛けているそうです。また、産地の思いをお客様に伝え続けていくことも忘れません。
さらに飽きない店作りにも力を入れ、利用するお客様のニーズに応えています。朝市店は安価で手頃な果物、三越店は贈答向きの果物を並べるというように、店構えと品ぞろえを変える工夫をしてきました。社長は「これで安泰だと考えず、将来を見越して常に変化していかないと」と話します。今後も産地とお客様を第一に考えながら、商品を通じて喜んでもらえるいつも新しい「いたがき」を展開していくそうです。

こんな人材を求めています 果物・野菜への関心を生かして、チャレンジ精神旺盛に

最近は果物や野菜に関心があるという理由で入社する社員が多いですね。そういう社員には、その関心を仕事の中でこそ生かしてほしい。例えば、野菜ソムリエの資格を取得することで関心を深めていきつつ、果物や野菜の栄養素やおいしい食べ方といった情報をお客様に伝え、商品を薦められるような接客をしてほしいと思います。
さらに「店をこのようにリニューアルしたい」とか「こんなお店を作りたい」など、新しい店舗や店舗改装時に自分の思いや意見を出せる人材を求めています。創業してもうすぐ120年ですが、いつも変化をしていかないとお客様を楽しませ続けることはできません。そのためにはチャレンジすることが大事だと思います。だから、取り組みたいことがあれば、まずは実行してみて、時間をかけてでも成し遂げていく。そんな自分の意見とチャレンジ精神を持った人材を、これからの「いたがき」に求めています。
社員はみんな真面目ですし、社内の雰囲気にも新入社員はすぐ馴染んでいるようです。この真面目な社風が、お客様の信頼にもつながっていますので、やはり真面目なのが一番ですかね。社員の年齢も下は18歳から上は70歳まで、みんな果物を食べて健康で元気な職場ですよ。

先輩の声

夢かなえて、お客さんを笑顔に。深まる関心、やりがいにつながる

関本 実生(宮城学院女子大学 学芸学部卒) ITAGAKI DESSERT KITCHEN

私は食べることが好きで、幼い頃から食にかかわる仕事に就きたかったんです。それで大学で栄養士の資格を取得し、地元・仙台で就職先を探すことにしました。「いたがき」で社長と面接したとき、「カフェで新商品の開発がしたい」と話すと、意気投合してくれて採用となりました。本店では柑橘系を使ったヨーグルトパフェやあんみつパフェの開発に携わることができました。
果物は新しい品種がたくさんあり、それを自分で調べたり試食したりしていると、どんどん詳しくなるので面白いです。お薦めの品種を紹介したとき、「買ってみた果物、おいしかったよ」とお客様が笑顔で話しかけてくれるのが楽しいし、やりがいにもつながっています。
青果店だからかみんな元気、店舗同士のつながりもあります。挑戦したいことがあれば、トライさせてくれるのも魅力の一つ。産休制度も整っていて、女性にも働きやすい職場だと思います。

ITAGAKI DESSERT KITCHENの関本さん

ITAGAKI DESSERT KITCHENの関本さん

社員による社長紹介

「自分の世界を広げてくれた」 ユニークで厳しい社長の顔

増子 孝 東一番町店

入社して間もないころ、社長と朝市店で一緒に品出しをしていました。仕事の中でコミュニケーションを取りながら、社長のユニークな人柄に触れたり、知識の豊富さに助けられたりしました。仕事以外では歴史に詳しく、歴史をかみ砕いて話してくれるので、面白く聞いています。あと、大のサッカーファンですし、新年会ではカラオケを熱唱していたのが印象的でした。
もちろん仕事への取り組み方にはとても厳しい人です。少しでもだらけた雰囲気で仕事をしてしまったり、勤務態度が良くなかったりすると、すぐに叱られます。でも社長からの叱責を通して、自分は社会人としての基本を教わったのだと思っています。ユニークな面も厳しい面も、私の世界を広げてくれた人物ですね。

社長との思い出を話す増子さん

社長との思い出を話す増子さん

ランチ

野菜いっぱいヘルシーランチ。入社いらいの私のおとも

関本 実生 ITAGAKI DESSERT KITCHEN

私はいつも野菜がたくさん摂れる「いたがき」のランチを食べています。「生春巻き」や「雑穀米」もおいしいですが、おすすめは「温野菜」。入社したときからずっと変わらない大好きな一品です。サツマイモやじゃがいも、カボチャ、ニンジンなどを、特製のマヨネーズと一緒に。とてもヘルシーなメニューですが、ボリュームがあって満足できるランチだと思いますよ。

ボリュームがあって、ヘルシーな定番ランチ

ボリュームがあって、ヘルシーな定番ランチ

この記事を書いた学生記者

「いたがき」のみなさんは笑顔が印象的でした。社長はもちろん、店舗で働く社員も口をそろえて話していましたが「果物に囲まれているから」というのも納得です。こうした社員の明るさが、お店の明るさに繋がっていると感じました。
そして、「いたがき」のみなさんが果物を見る目は真剣そのもの。職人気質といってもいいかもしれません。陳列も包装も丁寧に、慎重にお客様を思う姿勢が表れていました。果物のおいしさを生かす努力と工夫は、洋菓子やジュースが並ぶショーケースと、口いっぱいのおいしさから感じることができました。
インタビューの言葉の端々と店内に並ぶ果物や作業の姿には、社長と店舗で働く社員の、産地を思い、お客様を思い、商品を思う気持ちが溢れていました。(越田 健介)