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株式会社 パンセ
卸売業、小売業〔仙台市宮城野区〕

こだわりのパンを通して、お客様に喜びを届ける

株式会社 パンセ 株式会社 パンセ
所在地
〒983-0013 仙台市宮城野区中野1-4-10
Tel. 022-258-1555 Fax. 022-258-1564
http://www.i-pensee.jp/
代表者
代表取締役 菊地 肇
資本金
3,000万円
創業設立年
1989年

(2016年10月取材)

嶺岸 寿章

経営管理室 室長
嶺岸 寿章

業務内容 お客様に愛されるベーカリーを目指し、地域とともに歩む

宮城県内に11店舗を構える株式会社 パンセは、パンの製造、販売が主な業務です。社内での仕事は主に、パンを作る人と売る人に分けられます。全シフト制で、朝は開店に間に合わせるために午前4時からパンを焼き始める日もあります。
石窯で丁寧に焼かれたパンを求め、一つの店舗に1,200人ものお客様が足を運ぶ日もあるそうです。「お客様の笑顔が見たい」との一心で、素材選びから作り方まで細かく気を配り、店舗限定メニューや季節ごとのイベントにも力を入れているのが特徴。「パンセのパンは焼きたてが一番」と、一番よいものをお客様に食べてもらうために、閉店間際でもお店には焼きたてのパンが並んでいます。
また、地域に根差したベーカリーでありたいとの思いから、定期的に新作パンの試食会や親子パン教室を開き、お客様との交流も図っています。

将来のビジョン 伝統を引き継ぎつつ、新たな可能性を見出す

「お客様に自ら足を運んでほしい」との思いから、パンセは郊外型の路面店にこだわりを持っています。最近ではベーカリーにとどまらず、新しいスタイルとして名取市に洋菓子専門店とカフェをオープンしました。県南の地域にはまだ店舗が少なく知名度も低いため、どのようにして魅力を伝え、お客様に足を運んでもらえる店にしていくかが今後の課題だそうです。
「一生働きがいのあるパンセを目指す」そして「パンセに行こう!と言ってもらえるようなパン屋を目指す」、この二つがこれからを考えていく上で重要な視点と考えているとのこと。地域の人に愛されるお店であるために、従業員全員がお客様に対する思いやりと、学ぼうとする姿勢を持ち続けながら、「パンを通して地域社会に貢献したいという強い思いを知ってもらうために、今後も地域に根差した形で発展を続けていきます」。

こんな人材を求めています 自ら学ぼうとする姿勢と、明確な意思を持った人

当社では「時を守り、場を清め、礼を正す」を基本方針として掲げています。そこにある通り、約束を守る人、誠実な人、整理整頓ができる人、節度を持って接することができる人を求めています。またそれと同時に、自ら学ぼうとする意志を持った人であるかどうかを見極めます。「スキルや能力」よりも、その人の「人となり」を重視して採用活動を行っています。
まず社会人として立派な人間になり、当たり前のことを当たり前にできるようになれば、おいしいパンを作ることも、よい接客でお客様をお迎えすることも必ずできるようになるのです。
また、社会に通用する人間になるための「学びの場」も、会社として積極的に提供しています。進化し続けようと思わなければ、人は次第に衰えていきますので、「社会に出て学ぼうとする姿勢」に期待します。
入社した社員は、必ずしも全員がパンを作りたかったというわけではありません。大半は未経験からのスタートです。どのようなことを考え、そして将来どうしていきたいのかという意思を明確にすることが必要です。
また、学生生活において「基礎の積み重ね」を大切にしてきた人は強いです。あとはそれを仕事にどう結びつけ、生かしていくかが重要です。

先輩の声

お客様を思いやる気持ちを大切に、日々やりがいを感じながら働いています

冨田 さやの (宮城調理製菓専門学校 卒) 販売

私は小さい頃から「お菓子屋さんになりたい」という夢を抱いており、それを実現するために1年間専門学校で学びました。「地域密着型」の社風とお客様との距離の近さに魅力を感じ、入社を決意しました。食べることは生活の一部。そこにおいしいパンを提供することで、お客様の喜びに繋げられたらと思っています。「おいしいパンを楽しく届ける」。その気持ちを大切にして日々店頭に立っています。
働く上で必要なものは、専門的な知識や技術より「お客様を思いやる気持ち」だと思っています。当社は入社後の社員教育が徹底されており、社長が年に数回新入社員のための勉強会を開いてくださっています。新たな発見も多く、とても勉強になります。
これからの目標は、私に会いに来たと言ってくれるような常連のお客様を増やすことと、宮城県内、さらには東北の人たちに広くパンセを知ってもらうことです。

先輩の声

冨田さやの 販売スタッフ

社員による社長紹介

人と会社を愛し、親のような立場で従業員を見守る

佐藤 友彦 福室本店 店長

従業員のことをまるで我が子のように可愛がり、気を配ってくださる社長です。社員教育には誰よりも力を入れ、新入社員向けに開かれる勉強会では、社長が自ら講師となり指導しています。
また現在80名程いる正社員全員を対象に、年に2回社長との個人面談の場が設けられていますので、とても身近な存在だと思っています。
また、社長はパート・アルバイトの方を含む従業員全員の顔と名前を覚えています。時間が取れる日には、給料明細を一人ひとりに手渡しするなど、日々の交流を大切にしています。
私は現在店長として働いていますが、仕事のことで思い悩んでいたとき、最終的な支えとなってくれたのは社長です。社長との出会いのおかげで今の私があるのだと思っています。

社員による社長紹介

佐藤 友彦 福室本店店長

ランチ

栄養バランス重視!毎日お弁当を作っています

冨田 さやの 販売

私は毎日、手作りのお弁当を持参しています。パンセのパンは従業員割引で購入することができますが、私は専らお弁当派です。この日のメニューは鮭の炊き込みご飯、こんにゃくのきんぴら、長ねぎのみそチーズ和えなどです。チーズ和えには、先日職場の方と見学に行った蔵王チーズ工場で購入したものを使用しました。見た目の彩りや栄養バランスを考えながら日々手作りしているお弁当は、休憩時間の楽しみになっています。

ランチ

昼休憩はお弁当とスープでほっとひと息

この記事を書いた学生記者

私が今回の取材で最も印象的だったのは、従業員の皆様の笑顔とパンセに対する思いの強さです。一人ひとりのお話から、店に足を運んでくれるお客様のことを第一に考え、パンを通して喜びを届けたい、という熱い思いが伝わってきました。焼きたてのパンを提供することや素材、作り方へのこだわりはもちろんですが、従業員の皆様の志の高さにも、地域住民に愛される秘訣が隠されているのではないかと思いました。
また、嶺岸室長の「自ら学ぼうとする姿勢が大切」という言葉から、将来一社会人として働く上で重要な視点を学びました。そしてどんな経験も決して無駄ではなく、必ず自らの糧となるものであるとあらためて思いました。自ら学び、進化を続けることで可能性の幅が広がります。失敗することを恐れず、日々挑戦を続けていきたいです。(菅野 歩美)