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株式会社 ダイイチ
建設業〔仙台市宮城野区〕

創立53周年 実績と技術が強みの建設業

株式会社 ダイイチ 株式会社 ダイイチ
所在地
〒983-0034 仙台市宮城野区扇町3-4-25
Tel. 022-232-9121 Fax. 022-232-9123
http://daiichi-sendai.com/
代表者
代表取締役会長兼社長 渋谷 敏郎
資本金
1,000万円
創業設立年
1963年

(2016年10月取材)

渋谷 敏郎

代表取締役会長兼社長
渋谷 敏郎

業務内容 機械設備工事(保温工事・ダクト工事)を請け負う

建設現場にて「保温工事」と「ダクト工事」の施工をしています。保温工事とは配管や熱源設備(ボイラー、冷温水発生器など)に対して温度維持のための被覆を施す工事です。これによりエネルギーの放散を防ぎ、皆様の快適な暮らしに役立てるだけでなく、省エネルギーにも大きく貢献しています。一方ダクト工事とは、気体を運ぶ通り道を作る工事であり、主に建物内の空調を整え、換気、排煙などを行います。天井内にあるものがほとんどで、亜鉛鉄板やステンレスなどの素材で作られています。
現場で作業をする他にも、営業や内勤の業務があります。営業の仕事は見積もりを概算し、お客様に提示することはもちろん、工事の進捗状況を確認しながら、依頼主である建設会社と現場スタッフの間に立ち、細かい調整を行ったりもします。技術者、営業、広報や経理を行う内勤の連携があって成り立っているのです。

将来のビジョン 長年築いてきた信頼と技術力を強みに

設立時は渋谷社長を含め、7人でスタートした株式会社ダイイチ。「当時は現在と比べれば規模の小さな仕事が大半を占めていた」そうです。以来53年間にわたってコツコツと仕事を積み重ねることで得た信頼が、現在の仕事へとつながっているそうです。「そのつながりを今後も大切にし、技術を提供していきたい」と渋谷社長は語ってくれました。
また、「女性の活躍も将来のビジョンの一つ」だそうです。体力がいる技術職なので、一般的には男性のイメージが強い業界ですが、今春、女性社員が入社。作業の細やかさや普通なら気付かないような配慮など、女性ならではの強みを感じているそうです。それだけに、男女共に働きやすい職場になるよう、徐々に環境を変えていきながら、「今後は女性の採用も積極的に考えていきたい」と話してくれました。

こんな人材を求めています 「やりたい」と志す人が来てくれることを待っています

技術職に関しては、工学を専攻してきた人や建設に興味を持ち学んできた人が好ましいですが、特に資格を持っていなければならないということはありません。当社は保温工事やダクト工事など、「技術力」をセールスポイントに掲げていますから、資格取得に関する費用を補助するなど、社員の資格取得は会社としてバックアップしています。ですので、事務所の壁には資格取得の証書がずらりと並んでいます。技術力は会社全体の強みであるのはもちろんですが、資格を取得した社員一人ひとりにとっても、自分の腕に自信をもって作業に取り組めるというメリットもあるのです。
一方、営業や内勤の業務は、見積もりの作成、経理など数字と向き合うことが多いので、経済や経営を学んできた人が、能力を生かして仕事に取り組めます。本音を言えば、仕事が向いているか、続けていけるのかは本人次第。私たちの仕事に興味を持ち、「やりたい」と志している人にぜひ来てほしい。細かい作業や専門的な知識など、業務は覚える内容が多いので、社内にはコツコツと仕事に取り組む社員が多いですね。

先輩の声

「やってみたい」入社してから身に付けた知識

工藤 尋樹 (福島大学 経済学部 卒) 営業部営業課長

入社して10年目になります。現在は営業担当なのですが、見積書の作成や、依頼主との打ち合わせなど、会社の窓口のような役割を持って働いています。
大学を卒業後に一度転職をして現在の職場で働いています。大学時代は、自分の興味や関心がある分野にのみスポットを当てて、就職活動を行っていましたが、「働いてみたい」と思う仕事は、絞っていた業界の、枠の外にもありました。大学では経済を専攻していましたし、建設業に対して詳しい知識は持っていませんでしたが、募集要項にあった「一から携われる仕事」という言葉に魅力を感じ就職を決めたのです。入社当初はわからないことが大半で、よく上司に聞きにいったり、インターネットで調べたり苦労しましたが、その分、一つの仕事を終えると充実感や達成感に包まれます。自分の視野を少し広げてみると、実は、長く付き合える仕事と出会うチャンスがあるのかもしれませんよ。

先輩の声

工藤尋樹さん

社員による社長紹介

筆頭として会社を引っ張ってきた芯のある人

斎藤 勇征 ダクト工9年目

社長は創設に携わった一人であり、53年間会社の筆頭として社員を引っ張ってきた人です。いつもブレない軸を持っていて、自分の意見を貫く、芯のあるまっすぐな人だと思います。私は入社して9年目になりますが、現場に出てダクト工事を行っていますので、社長と接する時間は、そう長くはありませんが、朝礼の後などに話をしたりします。プライベートな話よりは、もっぱら仕事についての話題が多く、とても仕事熱心な人だと思います。時には厳しさもありますが、社長の熱意や信念がつながっているからなのだと思います。

社員による社長紹介

事務所で話す斎藤さん

ランチ

91歳、健康の秘訣は毎日の食事

渋谷 敏郎 代表取締役会長兼社長

ご飯は3食すべて、妻が欠かさず腕をふるってくれる料理を食べています。昼食ももちろん、毎日手作りのお弁当。91歳になりましたが、現役社長として会社で元気に働いています。元気に健康で過ごせているのは、妻が作ってくれる料理のおかげだと思いますので、妻に感謝しつつ、今後も上に立つ者として健康第一で技術者を育てていければと思います。

ランチ

社長の奥さんが毎日欠かさず作るお弁当

この記事を書いた学生記者

建設業は男性が多いイメージでした。インタビューは女子学生4人メンバーだったので、社員の方からうまく話を聞き出すことができるのか、内心は不安でいっぱいでした。取材当日、玄関先に現場作業から戻ってきた社員の方が、車から荷降ろしをしていたので挨拶をすると、「こんにちは」と目を見て挨拶を返してくださり、緊張がスッと溶けました。
91歳の渋谷社長は、社会人の在り方だけではなく、人としての生き方も教えてくれました。「生活は平穏に、日々コツコツ取り組むことが成長の鍵」。社長の1時間のお話は、記事にまとめきれないほど、今後の私たちのためになるワードが詰まっていました。今まで、取材したことがない業種だったこともあり、好奇心を搔き立てられました。業務が終了していたにも関わらず、お話しいただきありがとうございました。(平田 真莉子)