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株式会社 AZOTH
製造業〔仙台市宮城野区〕

社員一人ひとりが経営者

株式会社 AZOTH 株式会社 AZOTH
所在地
〒983-0034 仙台市宮城野区扇町5-2-16
Tel. 022-236-1886 Fax. 022-236-1887
http://www.azoth-net.jp/
代表者
代表取締役 相澤 謙市
資本金
1,100万円
創業設立年
2004年

(2016年11月取材)

相澤 謙市

代表取締役
相澤 謙市

業務内容 グラフィックデザインおよびシルクスクリーンプリント

衣料品の企画・製造・加工を行っている企業です。発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を製造するOEMでは、デザインを提案し、パソコン上でグラフィックデザインを行い、まず見本帳に相手がイメージしやすいような形で提示します。その後、修正や話し合いを行いながら商品を作り上げていきます。アパレル業界でも、デザイナーがいないブランドの企画を請け負うこともあるそうです。シルクスクリーンによるTシャツ製造では、スクリーンにデザインを写した「版」を使い一点一点職人が手刷りすることで、デザインがそのままTシャツにプリントされます。プリントするインクの種類もさまざまで、生地の風合いや印象が反映されるそうです。こうしたアパレル業界の他にも、初音ミクのライブTシャツや、ジョジョの奇妙な冒険のイベントTシャツ、その他ロックフェスなどのグッズの作製を行うなど、幅広い展開事業を行っているのが特長です。

将来のビジョン ものづくりと人とのかかわりの中で

「ビジネスは目先の積み上げであり、お客様との会話のキャッチボール」と相澤社長。時代が変化するにつれて、どんどん変化しているお客様の価値観に、柔軟に対応していくそうです。また、長期的な計画というよりは、その時々の視点に立って、お客様と一緒に作り上げていくスタイルなだけに、常に同じ立場に立って、お互い正直に話し合いながら仕事を進めていかないと、お客様が思うデザインにはたどり着けないと考えているそうです。時代が変化していくのを楽しみながら、デザイン提案を繰り返し、商品が完成していくまでのプロセスと、出来上がったときの達成感は何物にも代えがたいそうで、お客様の期待に添えるように努めているのです。相澤社長は「依頼が来たら、その商品について一緒に考えるよう、精一杯対応しながらさまざまなことに挑戦して行きたい」と語ってくれました。

こんな人材を求めています 社員が経営者

この業界では「発信」するということが必要不可欠で、自ら探求するという姿勢がないと成長はないと思っています。当社では、「服が好き」、「制作することが好き」、「プリントが好き」はもちろんですが、「何となく興味を持った」ということからでもいいと思っています。好きこそものの上手なれという言葉もありますし、入社してから学ぶことが多い仕事ですからね。実際に仕事に取り組んでみて、自分のやりがいのある作業に辿り着く社員がほとんどです。デザインを提供する側ですが、デザインのテイストにも得意、不得意があるので、各々対応しています。自分の趣味が高じてグラフィックデザインの仕事をしたいと入社してきた社員は、現在プリントの業務をしていますし、飲食関係から、友人の紹介で興味を持って転職してきた社員もいます。当社は、社員一人ひとりが経営者という意識を持って行動しています。「発信」する力がないとできない仕事ですから、仕事で私が社員に与えることはありませんし、あまり口出しをしません。相手方の視点に立って考えることが多い業界ですので、必要なのはコミュニケーションが上手くとれることと、自分から動ける人ですね。

先輩の声

やりたいことに忠実に!

伝野 亘毅(宮城県工業高等学校 卒) 製造課

以前サッカーをしていて、チームスポーツから学んだのは人とのコミュニケーションでした。それが仕事でのかかわりに繋がっているのかと感じます。人と話すのが得意ではありませんが、人とかかわるのが好きというのはもともとありました。自身の過去を思い返すと、学生時代はいい意味で遊びは大事だと思いますし、無意識のうちに自分の中で得られるものがあり、感性が磨かれているのかなと感じます。さまざまな場所に出かけ、そこで顔見知りになって見聞を広めたり、お店を覚えたりしました。人との繋がりができると、お誘いがあったりして、さまざまなチャンスに出会えて楽しいですよ。社会性も身に付きますから、行動力は大切だと感じます。トータル的に考えてみても、学生時代の行動のおかげで、現在人生に味が出てきたと思っています。

先輩の声

伝野 亘毅 製造課

社員による社長紹介

イケイケな見た目と情熱のある中身のギャップ

鈴木 信司 営業課

あらゆる場面において行動力がある人物だと感じています。3.11の震災の時に、当時卸町にあった会社の建物が全壊してしまったのですが、社長の機動力で一か月後にはお世話になっている京都のプリント工場さんのスペースを間借りして仕事を再開していました。言葉に力があると常々思いますし、モチベーションが高く、刺激をもらうこともたくさんあります。起業したときから現在でも会社の全員で続けている、家庭内暴力を受けてきた子どもたちをサポートするボランティア活動は、子どもたちにデザインの面白さを伝えて、想像力を働かせ、人とかかわることで人生を豊かにしてほしいという思いで始めたそうです。仕事柄というよりも、人情味があって相手のことを大切にできる社長の性格を見習っていきたいです。

社員による社長紹介

鈴木 信司 営業課

ランチ

会社の近辺で情報収集

伝野 亘毅 製造課

一日の業務内容は大きく変わらず、生産部に所属している私は、工場でプリントや調色、印刷用の版面をつくっています。昼休みは45分あるのですが、先日は会社の近所にあるとんかつ店に行き、味噌かつ丼を注文しました。昼休みの時間は、他のスタッフとコミュニケーションを取るのに最適なだけでなく、自分の知らなかった社内情報やプライベートな話を聞けることもあり、社外でのランチが比較的多いですね。

ランチ

伝野さんのランチ

この記事を書いた学生記者

取材の終わりに工場見学とTシャツのプリントを経験させていただきました。色の配色や生地で醸し出す雰囲気が変わることを知り、水色・黄緑・ピンクを使用し、インクを練って綺麗なグラデーションになっていく様子を間近で拝見できて、視覚的に楽しかったのを覚えています。私自身、ファッションが好きなのと、デザイン分野に興味があったので、こういったアパレル業界を取材することができて、とても満足していました。時代に対応していかなければならない業種は、今までの取材で初でしたので、アンテナを張って流れゆく時代を楽しみつつ、自らのいい刺激になっているのは、とても素敵だなと思いました。社員一人ひとりが経営者と記事を書きましたが、取材に応じてくださった社員の方の魅力がAZOTHの魅力ではないかと思いました。(佐藤 佳奈)